Rakuten infoseek

辞書

ララミー造山運動【ララミーぞうざんうんどう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ララミー造山運動
ララミーぞうざんうんどう
Laramide orogeny
北アメリカのロッキー山脈に模式的にみられる中生代末から新生代前期にかけての地殻変動。ロッキー山脈白亜紀後期から古第三紀にかけて,褶曲衝上断層花崗岩などの貫入を伴った造山運動が起こり,山脈がしだいに高くなった。この造山運動はそれほど激しくはなかったが,アラスカ,カナダを経て,メキシコに達している。ララミー造山運動はララミー変動,ララミー変革とも呼ばれ,ヨーロッパアルプス造山運動の一時階を示すものとみられている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

ララミー造山運動
ららみーぞうざんうんどう
北アメリカのロッキー山脈東部に顕著におこった変形や火成活動。ララミー変動ともいう。その主要時期は中生代の後期白亜紀から新生代の古第三紀暁新世である。北はカナディアン・ロッキーズから南はメキシコに至る長大な地域に認められる。大規模逆転層、褶曲(しゅうきょく)、衝上断層、花崗(かこう)岩バソリス(地表面積100平方キロメートル以上の岩体)などの火成活動がそのおもな産物であるが、場所によってこれらの発達状況が異なる。アメリカのワイオミング州ララミー山脈からコロラド州デンバー西のフロント山脈の地域においては大規模逆転層が卓越し、これらの逆転層によって先カンブリア時代の基盤が各所で上昇して山脈を形成している。大きな逆転層では5キロメートル余りも上昇した。[吉田鎮男]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ララミー造山運動」の用語解説はコトバンクが提供しています。

ララミー造山運動の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.