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モノタイプ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

モノタイプ
monotype
活字を1本ずつ鋳造していく形式の植字機。活字鋳造の省力,自動化の手段として 1897年アメリカの T.ランストンにより発明された。日本でも 1950年頃から実用化した。その原理は,タイプライタと同じで,オペレータがキーを押し,テープの上にその文字を表わすをあける。これは6単位,8単位というように区別されるが,この連続鑽孔されたテープを鋳造機にかけると,それに対応する文字の母型を選んで連続的に鋳造していくもの。在来植字に比べ,きわめて高速,能率的であったが,この方式もほとんどコンピュータに代られるようになった。

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デジタル大辞泉

モノタイプ(monotype)
活字を1個ずつ自動的に鋳造・植字する機械。原稿に従ってキーボードで打って鑽孔(さんこう)テープを作り、これを活字鋳造機にかけると自動的に鋳造しながら植字するもの。

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世界大百科事典 第2版

モノタイプ【monotype】
版画の一技法版画は本来一つの原版から複数の版画を写し取ることができる複数芸術であるが,その中で,1回しか刷ることのできない版画とその技法をモノタイプと呼ぶ。しかし実際には数回刷る場合もある。金属,板,紙などの上にインキ,絵具などで直接描き,乾かないうちに台材(紙,布など)に写し取らせる。即興的な筆触がなまなましく再現されるので,B.カスティリオーネ,W.ブレーク,E.ドガなどが好んで制作した。とくに現代では版画というよりも造形的表現手段の一つとなっている。

出典:株式会社平凡社
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モノタイプ【monotype】
活字を自動的に鋳造し並べて組む機械(いわゆる自動鋳植機)の一種。1885年にアメリカのランストンTolbert Lanstonが発明した機械で,鋳植機の一種であるライノタイプが1行分ずつ鋳造するのに対し,1字ずつ鋳造し植字して版を組む機構であるので,モノ(1個)タイプ(活字)のをとり商品名とした。これはいわゆる欧文モノタイプであるが,日本では邦文モノタイプと称して和文を鋳造し植字する機械があるが,単にモノタイプということもある。

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大辞林 第三版

モノタイプ【Monotype】
自動鋳造植字機。商標名。

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精選版 日本国語大辞典

モノタイプ
(Monotype) 活字を一本ずつ鋳造して組版をつくる鋳植機の商標名。活字鋳造、文選、植字の三工程からなる組版作業の機械化を目的として開発されたもの。
※太陽のない街(1929)〈徳永直〉負傷「モノタイプの自動ハンドルが、活字をつまみ出すやうな無感情さで」

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