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メスティソ

デジタル大辞泉

メスティソ(〈スペイン〉mestizo)

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世界大百科事典 第2版

メスティソ【mestizo[スペイン]】
先住民(インディオ,インディヘナ)と白人の混血を指す。広くは,いろいろな人種の混血を意味する。現在のラテン・アメリカでは国民文化の担い手とされているが,植民地時代の社会的地位は低かった。とくに,16世紀には不法な交わりから生まれた者として社会的に認められず,ムラート(白人と黒人との間の混血)とともに法的には最下位を占めた。しかし,時代が下るにつれ人口も増え,社会的地位も安定し,植民地時代における平均的地位は,次のように各種の人種の中間に位置した。

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大辞林 第三版

メスティソ【mestizo】
スペイン語で混血の意。メスティゾ・メスチゾとも
ラテンアメリカで、インディオとスペイン系・ポルトガル系移民との混血。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

メスティソ
めすてぃそ
mestizo
ラテン・アメリカのスペイン語圏で白人と先住民(インディオ)の混血をさす語。スペインによる征服以来混血が進み、多くの国で混血が人口の大きな部分を占めるようになり、混血は白人と先住民の間にたつ中間層となってきた。メスティソは混血をさすといっても、生物学的な意味での混血を意味する概念ではない。ラテン・アメリカにまったく白人の血が混じっていない先住民はいないと考えられているのである。先住民出身であっても、都市の労働者や、故郷とは違う場所に移住したものもメスティソのなかに含めて考えられる。この意味ではメスティソは、先住民の共同体を離れて、より文明化した生活様式を選び取った人々と考えることができる。このような人々をペルーの白人たちはチョロCholoとよび、先住民はミスティMistiとよぶ。パラグアイでグァラニGuarani、ブラジルでカボクロCabocloとよばれる地方農民もメスティソである。[木村秀雄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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