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ミンネザング

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ミンネザング
Minnesang
12世紀後半ドイツ宮廷騎士文化とともに発展した恋愛歌の名称。宮廷叙事詩と並んで中世ドイツを代表する騎士階級の文学。テーマは主として婦人に対する恋愛奉仕,多くは身分の高い女性に対する「高きミンネ (愛) 」 Hohe Minne (→宮廷風恋愛 ) で,女性の身分が低い場合は「低きミンネ」 Niedere Minneと呼ばれた。いずれも自己の体験に基づいた恋愛歌ではない。最盛期はほぼ 1180~1220年頃であるが,その影響は 14世紀頃までみられた。詩人ミンネジンガーと呼ばれた。

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デジタル大辞泉

ミンネザング(〈ドイツ〉Minnesang)
《愛の歌の》12世紀後半から14世紀にかけて、ドイツの宮廷で栄えた叙情詩トルバドゥールの影響を受け、貴婦人に対する騎士の精神的、献身的愛を歌う。

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世界大百科事典 第2版

ミンネザング【Minnesang】
中世高地ドイツ語でミンネは〈愛〉,ザングは〈歌〉の意。ヨーロッパ騎士文化に特有のいわゆる〈宮廷風恋愛〉の文学的かつ音楽的表現形式を,恋愛抒情詩一般と区別して呼ぶ名称であるが,通常ドイツ語圏の現象に限定する。ドイツ文学史の中でミンネザングと呼ばれるものは,脚韻を踏む1節ないし数節から成る詩作品で,12世紀後半から15世紀ころまで,主として王侯貴族の社交の場で娯楽と教化のために歌唱された。ミンネザングの作者はミンネゼンガー(またはミンネジンガー)と呼ばれ,詩人であると同時に作曲家であり演奏家でもある。

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大辞林 第三版

ミンネザング【Minnesang】
一二世紀から一四世紀にかけて、ドイツの宮廷で行われた騎士の恋愛歌。

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精選版 日本国語大辞典

ミンネザング
〘名〙 (Minnesang 「愛、求愛の歌」の意) 一二世紀から一四世紀にかけてドイツ中世の宮廷騎士の間で歌われた抒情詩の総称。元来、貴婦人に対する敬愛の念を歌ったもので、これを吟遊する宮廷抒情詩人をミンネゼンガーと称した。

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