Rakuten infoseek

辞書

マン・レイ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

マン・レイ
レイ」のページをご覧ください

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

マン・レイ
まんれい
Man Ray
(1890―1976)
アメリカのダダとシュルレアリスム芸術家。おもにパリで活動し、絵画、彫刻、オブジェ、写真、映画、ブック・デザインなどを表現手段としたが、とくに写真では、彼自身が案出し命名した新技法「レイヨグラフ」「ソラリゼーション」などを用いて新しい芸術表現の可能性を切り開き、いわゆる前衛写真の先駆者となった。
 フィラデルフィアに生まれ、ニューヨークに出て地域センターの公開講座で絵を学び、A・スティーグリッツの画廊に出入りするようになる。1915年、そこでフランスのダダイスト、デュシャンを知り、ピカビアとともにそのサークルに加わり、ニューヨークにおけるダダの運動を推進させた。1921年、デュシャンの後を追ってパリに移り、パリのダダイストと合流、アンドレ・ブルトンのシュルレアリスム運動に参加して、その重要なメンバーとして活躍した。この間、モンパルナスのモデル、キキと同棲(どうせい)したり、第二次世界大戦中はナチスの迫害を避けて一時帰米(1940~1946)したが、多才なシュルレアリストとして波瀾(はらん)の生涯をパリで閉じた。
 代表作として、絵画に『綱渡りの踊り子は影を伴っている』(1916・ニューヨーク近代美術館)、オブジェに『贈り物』(1921)、前衛映画にロベール・デスノスの詩の映像化『ひとで』(1928)などがある。[平木 収]

資料 監督作品一覧

理性への回帰 Le retour la raison(1923)
ひとで L'toile de mer(1928)
サイコロ城の秘密 Les mystres du chteau du D(1929)
『『マン・レイ写真集』(1980・朝日新聞社) ▽飯島耕一訳『写真家 マン・レイ』(1983・みすず書房) ▽千葉成夫訳『セルフポートレイト――マン・レイ自伝』(1984・美術公論社)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

マン・レイ」の用語解説はコトバンクが提供しています。

マン・レイの関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.