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マリーゴールド

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

マリーゴールド
Tagetes patula; marigold
キク科の一年草で,観賞用に花壇や鉢植としてよく栽培される。メキシコ原産。茎は高さ 30~60cm,羽状複葉の葉が互生または対生する。夏,枝先に直径 4cmぐらいの黄褐色の美しい頭花を1個つける。マンジュギク,クジャクソウの和名もあるが,後者は同名の植物が他にもあってまぎらわしい。このほか近縁のセンジュギク T. erecta,ニオイセンジュギク T. lucida,ヒメコウオウソウ T. tenuifoliaなどもよく栽培されている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

マリーゴールド(marigold)
キク科タゲテス属の一年草の英名。葉はコスモスに似て、夏、黄・橙・暗赤色などの花をつける。メキシコの原産。主に花壇に植えられる。

出典:小学館
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栄養・生化学辞典

マリーゴールド
 キキョウ目キク科センジュギク属の一年草で,花の色素を着色料として用いる.

出典:朝倉書店
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食の医学館

マリーゴールド
日本ではキンセンカと呼ばれ、お彼岸の仏花としておなじみのマリーゴールド。
 別名をカレンデュラともいい、抗菌、抗炎症、胆汁(たんじゅう)の分泌促進(ぶんぴつそくしん)、解熱、鎮静、新陳代謝の促進といった作用があります。
 具体的症状としては、不安神経症、消化不良などに有効です。
○外用としての使い方
 煎(せん)じだした液は、湿布に用いれば外傷やいぼの治癒(ちゆ)を早め、また、腟(ちつ)洗浄に使えば、腟感染症に効果があります。
 なお、花壇などでよく見かけるフレンチマリーゴールドは別種なので、まちがえないように気をつけてください。
○食品としての使い方
 マリーゴールドはオレンジ色の花や若葉がハーブとして使われ、ハーブティーのほか、スープなどの色付けに利用されています。

出典:小学館
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色名がわかる辞典

マリーゴールド【marigold】
色名の一つ。JISの色彩規格では「あざやかなみの」としている。一般に、マリーゴールドの花のような明るいオレンジ色のこと。マリーゴールドはキク科タゲテス属植物の総称で、中南米原産。春から秋にかけて黄色やオレンジ色の大きな花を咲かせる。そのなかでオレンジ色の花に注目したのが、この色名。17世紀から知られている。和名の山吹色に近い。

出典:講談社
(C)Kodansha 2011.
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大辞林 第三版

マリーゴールド【marigold】
キク科センジュギク属の英名。原種はメキシコ産。頭状花はコップ状の総苞に包まれ、毬まり状やカーネーション状につく。園芸種が多く、花色は黄・橙だいだい・クリームなど。センジュギク・マンジュギクが代表的。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

マリーゴールド
まりーごーるど
marigold
[学]Tagetes
キク科タゲテス属の英名で、本属植物の総称名としても用いられる。メキシコ原産の春播(ま)き一年草。園芸上多く栽培されるのは、アフリカンマリーゴールド、フレンチマリーゴールド、メキシカンマリーゴールド、および近年アメリカで改良されたアメリカンマリーゴールドである。アフリカンマリーゴールドT. erecta L.は矮性(わいせい)種から高性種まで多くの品種があり、高さ30~80センチメートル。花は大輪系が多く、花径7~12センチメートル。キク咲き、カーネーション咲き、丁字(ちょうじ)咲きなどがある。花色は黄、橙(だいだい)、淡黄白色などで、近年白色花の品種も作出された。主として花壇用である。フレンチマリーゴールドT. patula L.は矮性種で高さ20~30センチメートル。花は黄、橙、橙赤(とうせき)色、複色などで、径3~7センチメートルの小中輪花が多い。花形は一重咲き、キク咲き、カーネーション咲きなどがある。多花性で開花期も長いため、花壇、プランター・ポット用として、現在もっとも多く栽培される系統である。花の美しさをクジャクに見立て、和名をクジャクソウという。メキシカンマリーゴールドT. signata Bartl.は矮性の一重咲きで径2~3センチメートルの小輪花を非常に多く開き、じょうぶな品種である。アメリカンマリーゴールドは生育が旺盛(おうせい)で草姿のそろいもよく、優れた品種であるが、発芽率が悪いのが欠点である。ほかに三倍体種や一代交配種などの品種もある。
 繁殖は実生(みしょう)により、4月下旬から5月上・中旬に、できるだけ薄播きにして軽く覆土する。本葉が4、5枚のころ、1平方メートル当り約15株を目安に定植するか、鉢植えでは3号鉢に1株の割合で植える。各種とも性質はじょうぶで、日当り、通風のよい場所では秋まで咲き続ける。[金子勝巳]

文化史

マリーゴールドのマリーは聖母マリア、ゴールドは黄金色の花を意味するが、シェークスピアの『冬物語』に出てくるマリーゴールドをはじめ、中世以前のマリーゴールドは現在と違い、キンセンカなどであった。現在のマリーゴールドはメキシコのアステカ人が栽培化し、16世紀にスペインに導入されたものである。アフリカンマリーゴールドは、スペインが16世紀チュニスを占領したおり、北アフリカに持ち込まれたものの子孫である。フレンチマリーゴールドは染色体が48本の倍数体で、1572年ころフランスに導入された。日本には17世紀渡来し、『草花絵前集(くさばなえぜんしゅう)』(1699)に紅黄草(こうおうそう)の名で図示されている。細葉(ほそば)紅黄草(フレンチ・スポッテッド・マリーゴールド)はアフリカンマリーゴールドとフレンチマリーゴールドの交雑種である。マリーゴールドの白花の作出は1万ドルの賞金がかけられていたが、1975年アメリカで発表された。なお、黄色花はメキシコでは、卵の黄身の色付けに使われている。[湯浅浩史]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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