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ポプリ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ポプリ
potpourri
音楽用語。「接続曲」とも呼ばれる。よく知られている旋律やその断片をつなぎ合せた曲のこと。最も古くは C.バラールの『ブリュネット集』 (1711) 第3巻のなかにみられる。

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ポプリ
pot-pourri
香りを楽しむ目的で,花の花弁や草の葉,果実の一部などを香料とともに香油ブランデーの中に混ぜたもの。本来はこれを入れるをさした。壺はセーブル焼が適しているといわれ,熟成した香りはその蓋に開けられた穴から立上って室内に漂う。最近では,芳香をもつ花弁を乾燥させ,それに香料を混ぜた簡便なものが主流。本来の香りを混ぜ合わせた壺という意味から,料理では野菜と数種の肉のごった煮文学では雑録,音楽ではメドレーなどいろいろな種類の混ったものという意味で使われている。

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デジタル大辞泉

ポ‐プリ(〈フランス〉pot-pourri)
芳香のある種々の草花を乾燥させたもの。また、それを入れた容器

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

ポプリ【pot(s)‐pourri[フランス]】
芳香を放つ種々の花弁や草の葉を香油やブランデーなどと混ぜたもの,およびそれを入れる特別の形の壺をさす。この種の壺は17世紀ころからフランスでつくられ,とくにセーブル焼に優品がある。熟成した精妙な自然香は蓋にうがった孔から立ち上って室内香となる。このほかポプリは,料理では野菜と数種の肉のごった煮,文学では雑録,音楽ではメドレーなど,総じていろいろな種類の混じったものを意味する。19世紀音楽界では各種楽器のメドレーが大流行しオペレッタなどの序幕に導入された。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ポプリ【pot-pourri】
香りのよい花・葉・樹皮・香料などを取り合わせて瓶びんや壺つぼなどに入れたもの。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

ポプリ
ぽぷり
pot-pourriフランス語
花びら、ハーブ(香草)、スパイス、保留剤(香りを落ち着かせ、長く薫らせるためのもの)などを混ぜ合わせ、熟成させたもの。フランス語では「ごたまぜ煮」「混成曲」の意味もある。たとえばバラの花びらやラベンダー、カモミール(カミツレ)やマージョラム(マヨラナ)、スパイスのクローブ(チョウジ)やカルダモンなどに、樹脂の安息香やイリス(アイリス)の根などを保留剤として加え、ときには果物の皮なども加え、よく混ぜ合わせたあと2週間ほどねかせてできた香りを室内香として用いる。
 ポプリは乾燥させてつくるドライポプリと、生の花を粗塩に漬けてつくるモイストポプリの二通りの作り方がある。フランス人が「朽ちた壺(つぼ)」ともよぶ沈香壺(じんこうつぼ)(香料を入れてしばらく置き、芳香が満ちたころに蓋(ふた)をとり室内に香気を放つために使われた壺)のなかで花弁が発酵し、やがて朽ち、最後にはいい香りで残るモイストポプリが最古の方法であり、16世紀のイギリスで生まれたといわれている。生のままでは1週間ともたない香りも、ポプリにするとドライポプリで1~2年、モイストポプリで10年、50年と薫り続ける。17~18世紀にはフランスやイギリスで大流行し、沈香壺に入れたポプリの芳しき香りが楽しまれた。さらにリネン製品などへの移り香を楽しむため、あるいは防虫・殺菌効果を期待して、ハーブを詰めたサシェ(匂(にお)い袋)もドライポプリを利用してつくられた。日本でも金襴(きんらん)、錦(にしき)などの高級織物でつくった袋に丁子(ちょうじ)、じゃ香、白檀(びゃくだん)などを入れた匂い袋が古くから用いられている。
 ポプリ作りは匙(さじ)加減ひとつで決まる香りの足し算といえる。花びら、ハーブ、スパイスのあわせ方によって、あるいは微妙な分量の差によってできあがる香りはかなり違う。かつて貴婦人たちは身だしなみの一つとして、庭に咲く花やハーブを摘み、競って自慢の室内香作りに専念していたのである。[森田洋子]
『熊井明子著『だれでもできる熊井明子のポプリ教室』(1999・誠文堂新光社)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ポプリ
〘名〙 (pot-pourri) 芳香のある草花を乾燥させたもの。香りを楽しむために、袋につめて香り袋としたり、器に盛って室内に置くなどして用いられる。

出典:精選版 日本国語大辞典
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