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ベレンの塔【ベレンのとう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ベレンの塔
ベレンのとう
Tower of Belém
ポルトガル,リスボンテージョ川沿岸,ベレン地区にある記念塔。バスコ・ダ・ガマのインド航路発見を記念して 1515年から 1521年にかけてマヌエル1世の命により建造された。監視塔が設置され,テージョ川河口を外敵から守る要塞の役目も果たしている。設計はポルトガル大航海時代に花開いたマヌエリノ様式によるもので,豪華絢爛な装飾や海に関するモチーフが用いられ,ジェロニモス修道院と並ぶ代表作の一つに数えられている。5層建築のうち上部は王族の居室で,地下には水牢がつくられた。 1983年ジェロニモス修道院とともに,世界遺産の文化遺産に登録。

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デジタル大辞泉

ベレン‐の‐とう〔‐タフ〕【ベレンの塔】
Torre de Belém》ポルトガルの首都リスボンの南西部、ベレン地区にある塔。16世紀、テジョ川の船の出入りを監視するため要塞として建造された。大航海時代の栄華を反映した建築・芸術様式であるマヌエル様式の傑作として知られ、1983年、ジェロニモス修道院とともに世界遺産(文化遺産)に登録された。

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世界遺産情報

ベレンの塔
世界遺産に指定された「ベレンの塔」は、バスコ・ダ・ガマのインド航路発見の偉業をたたえて建てられた石造りの塔です。テージョ河の河口にあり、リスボン港に出入りする船を監視する要塞としての役割も果たしていました。そのため内部には砲台や水牢も有しています。ベレンの塔はマヌエル様式の優美な外観から「テージョ河の貴婦人」という呼び名があり、長い航海を終えて帰ってくる船乗りたちを優しく迎える故郷のシンボル的な存在でもありました。2階には船の安全を見守るマリア像が建てられています。

出典:KNT近畿日本ツーリスト(株)

世界の観光地名がわかる事典

ベレンのとう【ベレンの塔】
ポルトガルの首都リスボンの市街西部、ベレン地区のテージョ川沿いにある16世紀の要塞。同じくテージョ川沿いにある発見記念碑よりも、約1km川下にある。ポルトガル独特のマヌエル様式で、3階建ての石造の四角い塔である。モロッコ出身の建築家が設計したこともあり、イスラム建築の影響も見られる。ポルトガル国王のマヌエル1世(1469~1521年)により、リスボン港の防衛とテージョ川を出入りする船の監視を目的に、ヴァスコ・ダ・ガマ(Vasco da Gama、1469頃~1524年)のインド航路発見や、マゼラン(Ferdinand Magellan、1480?~1521年)の世界一周の偉業を記念して建設された。1階には満潮時に水に浸される牢獄が、2階には砲台がある。眺めのよいテラスがある3階には王族の居室もあった。現在は小さな博物館になっていて、16~17世紀の家具が展示されている。また、塔の周辺は公園になっていて、週末などには家族連れなどでにぎわっている。

出典:講談社
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