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ベルニーニ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ベルニーニ
Bernini, Giovanni(Gian) Lorenzo
[生]1598.12.7. ナポリ
[没]1680.11.28. ローマ
イタリアの彫刻家,建築家,画家。彫刻家の父ピエトロ (→ベルニーニ ) に師事し,父とともにローマに行き,枢機卿 S.ボルゲーゼのために『アポロンダフネ』 (1622~25,ボルゲーゼ美術館) その他を制作教皇ウルバヌス8世のもとで,バチカン宮殿の建築や彫刻などで活躍。 1640~50年代にはナボーナ広場の大噴水をはじめ多くのローマの公共記念物を制。さらに教皇アレクサンデル7世のもとで,サン・ピエトロ大聖堂の広場と列柱群の建設に従事。なおこの期に祭壇彫刻の究極の完成とされる『聖テレサの法悦』 (45~52,ローマ,サンタ・マリア・デラ・ビットーリア聖堂) が造られた。 65年夏フランスに行き,王室胸像典型とされた『ルイ 14世像』 (65,ベルサイユ宮殿) を残した。盛期バロック美術を代表する最大の巨匠として,ヨーロッパ各地に大きな影響を与えた。

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ベルニーニ
Bernini, Pietro
[生]1562. フィレンツェ近郊
[没]1629. ローマ
イタリアの彫刻家。バロック期の巨匠 G.L.ベルニーニの父。後期マニエリスム様式を展開した。主要作品『聖母被昇天』 (1607~10,ローマ,サンタ・マリア・マジョーレ聖堂) 。

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デジタル大辞泉

ベルニーニ(Giovanni Lorenzo Bernini)
[1598~1680]イタリア彫刻家建築家バロック様式の形成に多大な影響を与えた。作「聖女テレジアの法悦」。

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デジタル大辞泉プラス

ベルニーニ
イタリア、スティピュラ社の万年筆の商品名。「アカデミア」シリーズ。サンピエトロ寺院(1506年着工)の創立500年を記念して発売。名称寺院の建築に携わったジャン・ロレンツォ・ベルニーニから。

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世界大百科事典 第2版

ベルニーニ【Gian Lorenzo Bernini】
1598‐1680
イタリア,バロックを代表する建築家,彫刻家,画家,演劇装置家。父ピエトロ・ベルニーニPietro Bernini(1562‐1629)はフィレンツェ出身の技巧的マニエリスト。父の仕事先のナポリで生まれ,1605年父とともにローマに出る。父が教皇パウルス5世のためにサンタ・マリア・マッジョーレ教会で働くうち,息子ロレンツォの早熟の才能は教皇とその甥シピオーネ・ボルゲーゼ枢機卿に認められ,19‐25年同枢機卿のために働き,若年の傑作群《アポロンとダフネ》《プロセルピナ略奪》《ダビデ》(以上いずれもボルゲーゼ美術館に現存)を制作した。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ベルニーニ【Giovanni Lorenzo Bernini】
1598~1680 イタリアの彫刻家・建築家。流動的構成・豊かな官能美をもつ大理石彫刻のほか、サンピエトロ大聖堂などの宮殿・教会の建築・装飾に活躍。作「アポロンとダフネ」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

ベルニーニ
べるにーに
Giovanni (Gian) Lorenzo Bernini
(1598―1680)
イタリア・バロックを代表する建築家、彫刻家。また画家、劇作家、舞台装置家でもあった。彫刻家を父にナポリで生まれたが、すぐローマに移り、早くから天才を認められた。1629年教皇庁の建築家となり、「ベルニーニはローマを必要とし、ローマはベルニーニを必要とする」ということばを残したウルバヌス8世をはじめ、歴代教皇に重用されてローマ全体を自らの作品で飾ることになる。サン・ピエトロ大聖堂前面広場の壮大な列柱廊(1656~67)、強い透視画的効果によって幻覚を与えるスカラ・レジア(1628~36)、サンタンジェロ橋上などの塑像群、ナボーナ広場などの噴水彫刻はすべてベルニーニの作品である。このほか建築作品にはいくつかの小教会、パラッツォ・バルベリーニの玄関と大階段(1628~38)、バロック宮殿の代表作となってたびたび模倣されることになるパラッツォ・キジ・オデルカルキ(1664起工)などがあり、曲線を生かした大胆な構成ながら簡潔で調和のとれた作風を示している。一方、彫刻では劇的一瞬が生々しいまでの描写で把握される。ローマのサンタ・マリア・デッラ・ビットーリア教会の『聖テレジアの法悦』、同サン・フランチェスコ・ア・リパ教会の『至福者アルベルティーナ』、バルジェッロ美術館の『コンスタンツァ・ボナレッリの肖像』(1635)など傑作は数多い。また、名声を伝え聞いたルイ14世は65年ベルニーニをパリに招き、胸像を制作させたうえ、ルーブル宮東正面の設計を命じるが、これは採用されずに終わった。[末永 航]

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精選版 日本国語大辞典

ベルニーニ
(Giovanni Lorenzo Bernini ジョバンニ=ロレンツォ━) イタリアの彫刻家、建築家。バロック美術の代表者とみなされる。建築にサン‐ピエトロ大聖堂、バチカン宮殿、彫刻に「聖テレサの法悦」「アポロンとダフネ」など。(一五九八‐一六八〇

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旺文社世界史事典 三訂版

ベルニーニ
Giovanni Lorenzo Bernini
1598〜1680
イタリアの彫刻家・建築家
バロック様式で教皇庁の多くの建築物装飾・彫刻を制作。ルーブル宮殿改築のため,ルイ14世によりパリに招かれた。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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