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フリップフロップ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

フリップフロップ
flip-flop
2つの安定した電気的状態をもつ回路。双安定回路。多くの方式や回路があるが,最も一般的な基本型は,2つの真空管トランジスタ増幅回路入力出力を直結回路によって互いに対照的に結んだもの。これは直流成分も含めて,強い正フィードバックをかけた増幅器と考えられ,一方の真空管が導通状態のとき,他方は遮断状態となっている。この状態を外部信号 (トリガ) によって入替えることができる。フリップフロップは二進状態を記憶する回路として,計数回路をはじめとし,論理回路,制御回路などに広く使われている。

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デジタル大辞泉

フリップ‐フロップ(flip-flop)
宙返り。
フリップフロップ回路」の略。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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世界大百科事典 第2版

ふりっぷふろっぷ【フリップフロップ】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

フリップフロップ【flip-flop】
一つの入力( 1 または 0 )に対して、常に二つの状態( 1 または 0 )の出力を発生させ、かつ次に逆の入力を与えるまでこの出力状態を安定的に保持している回路。コンピューターの集積回路の中で記憶素子として用いられている。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

フリップフロップ
ふりっぷふろっぷ
flip-flop
コンピュータを代表とするデジタル回路に広く使われる基本的な記憶素子。主たる出力端子(通常Qと表記する)が高電位(ハイレベルまたは1を表す信号)になるセット状態と、低電位(ローレベルまたは0を表す信号)になるリセット状態をもち、この二つの状態を保持することにより1ビット(二進数1桁(けた))分の情報を記憶する。フリップフロップにはさまざまな種類があるが、大きく二つに分類される。一つはクロック入力をもたず、入力信号の組合せにより状態が決まる方式で、ラッチとよばれる。ラッチは、簡単な構造でデジタルデータを記憶することができるため、レジスターやメモリーの一種(スタティックRAM(ラム))などに用いられる。もう一つは、クロック入力をもち、これに同期して状態が変化する機能をもつ方式で、狭義にはこの形式のみをフリップフロップとよぶ。このなかで最近もっとも頻繁に用いられるのは、D入力とクロック入力をもつDフリップフロップである。Dフリップフロップはクロックが0から1に(あるいは1から0に)変化した瞬間のD入力のレベルを状態として記憶する機能をもつ。この機能により、ラッチ同様デジタルデータの記憶に用いるだけでなく、回路の状態を保持してクロックに同期して変化させることにより、デジタル回路を制御する回路(順序回路)に広く用いられる。[天野英晴]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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