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フラー

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

フラー
Fuller, John Frederick Charles
[生]1878.9.1. ウェストサセックス,チチェスター
[没]1966.2.10. コーンウォール,ファルマス
イギリスの陸軍人,軍事評論家。南アフリカ戦争従軍,第1次世界大戦で戦車隊を指揮し,ソンム,カンブレーの戦い (1917) で戦車による新作戦を用いて成功。 1918年連合軍機甲部隊の指揮官として活躍,第1次世界大戦を勝利へ導いた。 30年少将。 33年の退役後は軍事作戦の著述,『デイリー・メール』紙の特派員として第2次エチオピア戦争,スペイン内乱などを取材。第2次世界大戦中も著述に専念し,のちに戦争史を著わした。主著に『大戦下の戦車』 Tanks in the Great War (1920) ,『第2次世界大戦』 The Second World War,1939-1945 (48) がある。

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フラー
Fuller, Loie
[生]1862.1.15. イリノイ,フラーズバーグ
[没]1928.1.1. パリ
アメリカの舞踊家。正規の舞踊教育を受けず,幼少からショー・ビジネスの舞台を踏んだ。 1891年頃からスカーフロングスカートなどを巧みに使うコスチューム・ダンスを考案し,独舞で踊った。『踊り』で成功を収めたのちパリに渡り,A.フランスやロダン,トゥールーズ=ロートレックらにその芸術性が高く評価され,1900年のパリの万国博覧会に登場。色彩的な照明を効果的に駆使して世紀末芸術の典型といわれた。モダン・ダンス源流の一つともいわれ,そのほか『火の踊り』などが知られる。

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フラー
Fuller, Lon Luvois
[生]1902.6.15. テキサスハーフォード
[没]1978.4.8. マサチューセッツ,ケンブリッジ
アメリカの法哲学者。スタンフォード大学卒業後,オレゴン,イリノイ,デュークの各大学で教え,1939年にハーバード大学に移り,48年から法哲学講座を担当。自然法論者と目されたが,形而上学的な自然法論に対しては批判的で,共同生活を可能ならしめる社会秩序原理という,いわば技術的な自然法を経験的に探求しようとした。法の目的を達成するために不可欠な要請を列挙し,それを「法の道徳」として示したことは特に名高い。主著『法の道徳』 Morality of Law (1964) 。

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フラー
Fuller, (Sarah) Margaret
[生]1810.5.23. マサチューセッツ,ケンブリッジポート
[没]1850.7.19.
アメリカの女流評論家。父親のきびしい知的訓練を受け,10歳足らずで数ヵ国語に熟達し,ヨーロッパ文学にも親しんだ。エマソンその他の超絶主義者たちと交わり,機関誌『ダイアル』を編集 (1840~42) するかたわら,婦人識向上のためのクラスを開設 (39~44) 。 1844年『ニューヨーク・トリビューン』紙の文芸欄を担当,社会改革を論じたり,自国およびヨーロッパの文学の批評,紹介を行い,46年ヨーロッパに渡った。翌年ローマ定住,オッソーリ侯と結婚,イタリア解放運動に加わったが,フランス軍の弾圧にあってローマを脱出,50年帰国の途上難船,家族とともに溺死。代表的著作に『19世紀の女性』 Woman in the Nineteenth Century (45) ,『故国と外国』 At Home and Abroad (56) ,回想録『外なる生活,内なる生活』 Life Without and Life Within (59) 。

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フラー
Fuller, Melville Weston
[生]1833.2.11. メーンオーガスタ
[没]1910.7.4. メーン,ソレント
アメリカの法律家。シカゴで弁護士として成功。 1888~1910年第8代連邦最高裁判所長官。伝統的な個人の権利および財産権を擁護し,法の厳格な解釈者として知られる。

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フラー
Fuller, Richard Buckminster
[生]1895.7.12. マサチューセッツ,ミルトン
[没]1983.7.1. ロサンゼルス
アメリカの発明家,建築家,技術家,詩人思想家。ハーバード大学中退。第1次世界大戦に従軍中,新式救命具の考案が認められ,海軍兵学校教官に任命される。戦後義父と共同で建築会社を設立 (1922) 。南イリノイ大学教授 (59) 。建築会社倒産 (27) 後は,特異な観点から,宇宙的スケールの包括的長期技術・経済計画を構想,エネルギー,情報,都市問題,環境問題,交通,住宅,食糧など多分野にわたって独自の理論を展開。また構想実現のために多方面の発明,考案を行なった。特に 1933年発表のダイマクション・カーと呼ばれる低燃費の万能車,すぐれた構造をもつ建築ドーム (測地線ドーム,53年発表) などは,十分実用性をもち,その後の技術発展に大きく貢献した。 68年の建築部門でイギリス王立研究所のゴールド・メダル受賞をはじめ多くの栄誉を得た。主著『月への九つの連鎖』 Nine Chains to the Moon (38) のほか多数の著書がある。

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フラー
Fuller, Roy (Broadbent)
[生]1912.2.11. ランカシャー,オールダム
[没]1991.9.27. ロンドン
イギリスの詩人,小説家。オーデンらの影響で社会意識の強い作品を書いた。『戦いのさなか』 The Middle of a War (1942) ,『失われた季節』A Lost Season (44) ,『墓碑銘偶作』 Epitaphs and Occasions (49) を経て,『ブルータスの果樹園』 Brutus's Orchard (57) では心理的哲学的な傾向を強めた。『新詩集』 New Poems (68) のほか,『社会のイメージ』 Image of a Society (56) などの小説がある。 1968~73年オックスフォード大学詩学教授。

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フラー
Fuller, Thomas
[生]1608.6.19. 〈洗礼〉ノーサンプトンシャー,アーニクル
[没]1661.8.16. ロンドン
イギリスの聖職者,歴史家。内乱が起ると王党派の従軍牧師となり,王政復古後はチャールズ2世の教会堂牧師に任命された。『聖戦の歴史』A History of the Holy War (1639) ,クロムウェルを風刺した『アンドロニカス,不運な政治家』 Andronicus,or the Unfortunate Politician (46) ,小伝を集めた『イギリス名士列伝』 History of the Worthies of England (62) などがある。

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デジタル大辞泉

フラー(hurrah)
[感]歓呼・喝采(かっさい)の叫び。万歳。

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世界大百科事典 第2版

フラー【John Frederick Charles Fuller】
1878‐1966
イギリスの陸軍少将,軍事評論家,戦史家。チチェスターの生れ。ボーア戦争に参加,第1次世界大戦ではイギリス戦車隊参謀として,史上初の戦車の大量集結,奇襲的運用で成功したカンブレーの戦闘の計画に参加,また1918年以降の連合軍の攻勢における戦車運用を計画,戦後も将来戦は戦車を中心とする快速の機動戦であるとして,軍の装甲機械化を主張した。しかし軍の主流とはなりえず,33年退役,その後は軍事評論,新聞社特派員として著述に専念した。

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フラー【Lon Lovins Fuller】
1902‐78
現代アメリカの代表的法哲学者。1948年以降R.パウンドの後を継ぎハーバード大学教授。フラーは法を定義して〈人間の行動を規則(ルール)に従わせようとする企てである〉と,一種行動主義的に規定する。この規則が国家権力命令でなく,これを日常的に扱う法律実務家の努力の所産たる命令であるという点で,オースティンケルゼンの法実証主義はしりぞけられるが,この法を内的に支える道徳が最高の自己完成を目ざしての〈実体的〉自然法ではなく,法の一般性の確立公布の必要,無矛盾性や明瞭性,不遡及などを求める低次の〈手続的〉自然法であるという点で,通常の自然法論者とも異なる。

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フラー【Richard Buckminster Fuller】
1895‐1983
アメリカの技術家,デザイナー,建築家。マサチューセッツ州ミルトンMilton生れ。ハーバード大学中退。第1次大戦中に入った海軍の時代が,この独創的な技術家の形成期となる。宇宙あるいは自然を〈人間の,理解され,伝達された経験の集合〉とみなし,それをエネルギーenergyとシネルギーsynergyの複合体ととらえる立場から,一連のテクノロジー開発を推進。その一つが1927年に始まる〈ダイマクション計画〉である。

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フラー【Sarah Margaret Fuller】
1810‐50
アメリカの作家,評論家。幼少から父親の厳しい教育を受け,10代でヨーロッパの古典から近代までの作品を学び,ハーバードの知識人とも親しく交わった。1839‐44年,ボストンで〈会話〉集会を組織し,当時のインテリ女性や超越主義者(トランセンデンタリズム)たちと,芸術,倫理信仰,女性などさまざまな問題を語り合い思想を深めていった。〈会話〉の内容は著書《19世紀の女性》(1845)にも示されており,社会的制約からの女性の解放を唱えた。

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大辞林 第三版

フラー【Fuller】
Richard Buckminster F. 1895~1983 アメリカの技術者。細い部材を組み合わせて球形をつくるジオデシックドーム(フラードーム)などの建築で知られる。代表作にモントリオール万国博アメリカ館など。

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(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

フラー【hurrah】
歓喜・喝采かつさいなどの意を表す語。フレー。

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367日誕生日大事典

フラー
生年月日:1902年6月15日
アメリカの法哲学者
1978年

出典:日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」
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精選版 日本国語大辞典

フラー
〘感動〙 (hurrah) 歓呼・喝采の叫び。万歳。フレー。
※幻影の盾(1905)〈夏目漱石〉「一座の大衆はフラーと叫んで血の如き酒を啜る」

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