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ビタミンA【ビタミンエー】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ビタミンA
ビタミンエー
vitamin A
脂溶性のビタミン。魚肝油中に脂肪酸のエステルの形で多く含まれ,工業的にも合成されている。カロテンは体内でビタミンAに変るのでプロビタミンAとも呼ばれる。Aの分子は5個の共役二重結合をもつため多数の立体異性体が可能であるが,天然に多いのは A1 で,黄色柱状晶,融点 63~64℃で最も安定な異性体である。ビタミンAが欠乏すると,発育停止,体重減少,感染に対する抵抗力低下,夜盲症,角膜乾燥症,角膜軟化症などが起る。いずれも,ビタミンAの投与で治癒する。一方,ビタミンAは脂溶性で,排泄に時間がかかるため,過剰に投与すると中毒を起す。急性中毒では頭蓋内圧亢進症状が,慢性中毒では四肢の疼痛性腫脹が現れる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ビタミン‐エー【ビタミンA】
脂溶性ビタミンの一。肝油卵黄・バターなどに多く含まれ、植物中のカロテンも体内でこれに変化する。A1(レチノール)・A2がある。欠乏すると発育不良・夜盲症角膜・皮膚の乾燥などを起こす。

出典:小学館
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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栄養・生化学辞典

ビタミンA
 C20H30O(mw286.46).

 レチノールはアクセロフトール,レチナールはアクセロフタールともいう.脂溶性ビタミンの一つ.レチノール,レチナールなど,数種類の化合物が活性を示す.視紅としての作用のほか,遺伝子の転写調節を行う重要な因子としての作用が認められている.欠乏すると,夜盲症,生殖障害,皮膚炎などの症状がでる.図はall-trans-レチノール.

出典:朝倉書店
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食の医学館

びたみんえー【ビタミンA】
ビタミンAには2種類あり、動物性食品に含まれ、そのままビタミンAとして働くのがレチノール。一方、β(ベータ)―カロテンに代表されるカロテンは緑黄色野菜に多く含まれ、体内で変化してビタミンAになります。
 両者とも最終的な働きは同様ですが、レチノールはとりすぎると頭痛、発疹(ほっしん)、疲労感などの過剰症がでるので注意(上限は成人1日2700μg)。これに対して、カロテンは必要なだけビタミンAとなるので過剰症はなく、残りは抗酸化物質として働きます。なお、レチノール当量とは両者のビタミンAとしての効力をレチノールの量に換算した数値です。
 可食部100g中に含まれるビタミンAの多い食品として、以下のものがあります。鶏レバー1万4000μg、豚レバー1万3000μg、焼きノリ2万7000μg、シソ(葉)1万1000μg、ニンジン(根皮付き、生)8600μg(焼きノリ、シソ、ニンジンはβ-カロテン当量)。成人1日あたりの推奨量(レチノール当量)は男性800~900μg、女性650~700μgです。

出典:小学館
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漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典

ビタミンエー【ビタミンA】
脂溶性ビタミンのひとつ。レチノールと、動物体内においてビタミンAに変換されるプロビタミンA(α-カロテン・β-カロテン・クリプトキサンチンなど)の総称。レチノールは、鶏レバー、鶏卵(卵黄)、うなぎなど動物性食品に多く含まれ、プロビタミンAは、緑黄色野菜などのに多く含まれる。視覚を根幹で支え、皮膚・粘膜などの細胞分裂を促して正常に保つ機能をもつほか、抗酸化作用、活性酸素の弊害を抑制、血栓の防止、成長の促進などに効果があるとされる。

出典:講談社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

ビタミンA
びたみんえー

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ビタミン‐エー【ビタミンA】
〘名〙 脂溶性ビタミンの一つ。動物の肝油・卵黄・バターに多く含まれる。A1、A2などがあり、狭義にはA1(レチノール)をいう。A1は黄色柱状結晶。この欠乏症は、乾燥性眼疾(角膜乾燥症・角膜乾化症)と幼動物の成長停止、夜盲症など。

出典:精選版 日本国語大辞典
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