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ヒッパルコス

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ヒッパルコス
Hipparchos
[生]?
[没]前514
古代ギリシアのアテネの僭主ペイシストラトスの二男。兄ヒッピアスと行動をともにし,文学,芸術のパトロンとして活動。アナクレオンシモニデスらをアテネに招いた。赤像式陶器興隆や彫刻,建築の発展もこの時期に起こった。アテネにオリュンピアのゼウス神殿の建立を計画していた。しかし私行中の罪によって,前514年ハルモディオスとアリストゲイトンに殺害された。

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デジタル大辞泉

ヒッパルコス(Hipparchos)
[前190ころ~前125ころ]古代ギリシャの天文学者天体観測を行い、月や太陽までの距離を算出星表を作成し、それ以前の観測と比較して歳差を発見。後世の天文学の基礎を築いた。

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ヒッパルコス(Hipparcos)
《「high precision parallax collecting satellite」の略》1989年にESA(欧州宇宙機関)が打ち上げた世界初の位置天文観測衛星。三角測量と同じく年周視差を利用し、約12万個の恒星の距離を従来の数十倍という高精度で測定した。名称は、古代ギリシアの天文学者ヒッパルコスにちなむ。ヒッパルコス衛星

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世界大百科事典 第2版

ヒッパルコス【Hipparchos】
?‐前514
アテナイの僭主ペイシストラトスの次子。前527年,兄ヒッピアスとともに父の僭主政を受け継ぎ,アテナイの国政を指導した。学芸を愛好したヒッパルコスは,その間,詩人のアナクレオンやシモニデスをアテナイに招き,またパンアテナイア祭ホメロスの詩の朗読を導入するなど,芸術の保護育成に努めた。前6世紀末のアテナイにおける赤絵式壺絵の興隆,彫刻・建築の発展も,彼の奨励によるところが大きい。前514年,美青年ハルモディオスをめぐる三角関係のもつれから,彼とその愛人アリストゲイトンの二人によって殺害された。

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大辞林 第三版

ヒッパルコス【Hipparkhos】
前190頃~前125頃 古代ギリシャの天文学者。精密な観測と三角法を利用し、太陽や月までの距離を算出。また、一〇〇〇個以上の恒星表を作成し、春分点移動(歳差)を発見。古代天文学を体系化した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

ヒッパルコス
ひっぱるこす
Hipparchos
生没年不詳。古代ギリシアの天文学者。小アジアのニカイア出身。紀元前2世紀後半に活躍。彼の宇宙観は天動説であるが、天文観測でいくつかの重要な業績をあげ、その成果はプトレマイオスの『アルマゲスト』Almagestに採録され、後世の天文学の基礎を築いた。彼は月の視差の測定をした。視差は二つの異なる場所から同一の天体を見たときの方向の違いであり、それを正確に計算するために、弦の表を作製して三角法(とくに球面三角法)を確立した。この視差を求めて地球から月までの距離を地球の半径の約67倍、さらに太陽までの距離を地球の半径の2490倍だとしている。また、さそり座にそれまで記録されていない星を発見、当時は天界は永久不変とされており、この発見をきっかけに全天の1000個以上の星を観測し、明るさを6等級に分類し、その位置を黄経、黄緯で示す恒星目録を作製した。さらにこの目録をそれ以前の星表と比較し、春分点が毎年すこしずつ早くなっていること(歳差現象)を知った。つまり、恒星年と回帰年(太陽年)の長さが違っていた。歳差現象は地球の自転軸が太陽や月の引力作用のために首を振るように変化するために生じるが、彼は天の北極が非常に大きな周期で円を描くためと考えた。[平田 寛]

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精選版 日本国語大辞典

ヒッパルコス
(Hipparkhos) 紀元前二世紀の古代ギリシアの天文学者。太陽と月の運行表および、世界最初の恒星目録を作製。さらに春分点の移動の発見、三角法の創始などの業績がある。生没年未詳。

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