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ヒスチジン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ヒスチジン
histidine
アミノ酸の一種。略号は His 。L体は甘味を有する無色の結晶。分解点 287℃。ネズミなどの成長にとっては必須のアミノ酸であるが,ヒトには必ずしも必要ではない。種々の蛋白質の中に含まれているが,血液中のヘモグロビンの中には特に多く (約 11%) 含まれている。胃,十二指腸潰瘍の治療に用いられる。

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デジタル大辞泉

ヒスチジン(histidine)
アミノ酸の一。種々のたんぱく質に含まれ、ヘモグロビンに最も多い。幼児では合成が少ないため必須アミノ酸腐敗・分解してヒスタミンを生じる。

出典:小学館
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栄養・生化学辞典

ヒスチジン
 C6H9N3O2 (mw155.16).

 タンパク質を構成するアミノ酸の一つで,塩基性アミノ酸の一つ.

出典:朝倉書店
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漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典

ヒスチジン【histidine】
必須アミノ酸のひとつ。発育に不可欠なアミノ酸で大人は体内で合成できるが、子供は合成が少ないため、多く含む鶏肉、ドライミルク子牛肉青魚(さんま、いわし)などの食品からの補給が必要。体内では成長に関わるほか、神経機能の補助、慢性関節炎の症状緩和、ストレスの軽減、性的欲求の向上集中力記憶力の向上、抗酸化作用、肥満予防などの作用があるとされる。

出典:講談社
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大辞林 第三版

ヒスチジン【histidine】
タンパク質を構成する塩基性アミノ酸の一種。ヘモグロビン中に多く含まれる。ヒトの必須アミノ酸ではないが、発育期には補給を要する。分解してヒスタミンになる。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

ヒスチジン
ひすちじん
histidine
α(アルファ)-アミノ酸の一つ。略号はHisまたはH。β(ベータ)-イミダゾール-α-アミノプロピオン酸にあたる塩基性アミノ酸。L-ヒスチジンはタンパク質を構成するアミノ酸の一つ。血液中のヘモグロビンの塩酸加水分解物から昇汞(しょうこう)(塩化第二水銀)との複塩にして単離されるほか、合成もされる。また筋肉中に存在するペプチド、カルノシン(β-アラニル-L-ヒスチジン。種々の動物の骨格筋に存在する)の成分である。腐敗発酵または紫外線によって特異な生理作用をもつ有毒なヒスタミンを生ずる。ジアゾベンゼンスルホン酸(パウリ反応)または臭素水(クノープ反応)で赤く呈色する。分子量155.16。L-ヒスチジンは水に溶け、アルコールにはわずかに溶ける。分解点287℃。L-ヒスチジンの誘導体である一塩酸塩や二塩酸塩はともに水に溶けやすい。[降旗千恵]

栄養

タンパク質構成アミノ酸の一つ。栄養上、必須(ひっす)アミノ酸と非必須アミノ酸の中間に位する。成人では非必須であるが幼児では必須である。ヒスチジンは正常の尿中にみいだされ、妊娠時に著しく増加する。血中ヘモグロビン、魚類の血合肉、白子に多く含まれる。[宮崎基嘉]
『日本生化学会編『新 生化学実験講座1 タンパク質4 構造機能相関』(1991・東京化学同人) ▽ヨルマ・O・テノブゥオ著、石川達也・高江洲義矩監訳『唾液の科学』(1998・一世出版) ▽船山信次著『アルカロイド――毒と薬の宝庫』(1998・共立出版)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ヒスチジン
〘名〙 (histidine) 塩基性アミノ酸の一つ。サメの白子の蛋白質、ヘモグロビンなど、魚肉に多く含まれる。成人の必須アミノ酸ではないが、小児やネズミなどの動物には必須。

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