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パーソナル・コンピュータ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

パーソナル・コンピュータ
personal computer
個人で使用する目的のコンピュータパソコンと略するほか,頭文字をとって PCともいう。ディスプレイ(CRTディスプレイ液晶ディスプレイ),キーボード,外部記憶装置などを備える。1940年代に登場したコンピュータは大型かつ高価であったが,1971年にアメリカ合衆国のインテルマイクロプロセッサの開発に成功したことで,コンピュータの小型化,ひいては個人所有の可能性が開かれた。1981年にアメリカの IBMが IBM PCを発売。その仕様のほとんどが公開されたため,世界中で多くの IBM PC互換機(コンパチブルマシン)が製造され,IBM PCが採用したインテルの中央処理装置 CPUおよびマイクロソフトオペレーティングシステム OSである MS-DOSが,その後のパソコンの標準となった。一方,日本では 1982年に日本電気 NECが「PC-9800シリーズ」を発売し,人気を博した。1984年,アメリカのアップルがマッキントッシュ Macintoshを発表。従来はコンピュータを操作する際に特別なコマンドを入力する必要があったが,マッキントッシュでは,ほとんどの操作がアイコンに置き換えられた(→GUI)。1990年代になると CPUの高性能化・高機能化と同時に本体の薄型化・軽量化が進み,ノート型コンピュータが登場。OSにウィンドウズ95(→ウィンドウズ)が搭載されるとインターネットが爆発的に普及し,パソコンの利用場面も広がった。2010年代以降いっそうの高性能化・高機能化が進んだが,スマートフォンタブレット型コンピュータが出現し,市場を奪われることとなった。(→デスクトップコンピュータ

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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