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パケット通信【パケットツウシン】

知恵蔵

パケット通信
現在、インターネットや携帯電話を含めた、データ通信で主に使われている通信方式。回線の利用効率が良く、回線切断などのトラブルにも強いことから、広く利用されている。対となる概念として、通常の固定電話および携帯電話での音声通話に使われる「回線交換」という通信方式がある。こちらの場合、通信元と通信先の間で回線を占有するため、音質は良好だが、大量の通話をさばくにはそれだけ「回線の空き」が必要で、回線利用効率は良くない。それに対し、パケット通信では、回線はすべての通信で共有される。データは細かく分割、1つひとつに「データの行き先」が記載される。この分割したデータ1つひとつを「パケット」(英語で小荷物の意味)といい、様々な場所から送信されたパケットは、いったん分割された状態で蓄積、その後、通信回線上でまとめて処理され、中継地点でパケットに記載された「行き先」で分類、最終的に受信地で元通りまとめられて通信が完了する。回線全体を隙間無く「パケット」で埋めることが可能なので、回線交換に比べ、回線の利用効率が良くなる。その代わり、データの到着までの時間を厳密に保証しにくく、音声通話などに利用した場合、声が遅れて聞こえたり、途切れたりする可能性が否定できない。なおパケット通信はその性質上、通信の利用料を「通話時間・利用時間」でなく、どれだけのパケット(=データ)をやりとりしたかで課金する場合が多い。
(西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2007年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

デジタル大辞泉

パケット‐つうしん【パケット通信】
packet communication》データ通信で、データをパケットとよばれるデジタル情報のひとまとまりの単位に分割し、送受信すること。パケットには送信先の情報や誤り訂正のための符号、データ全体において個々のパケットを位置づける情報などが含まれている。データ転送の間、ひとつの回線を占有することがなく、たとえ回線に障害が生じても柔軟に経路を変更できるため、回線の有効利用や大量通信ができる。パケット転送

出典:小学館
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IT用語がわかる辞典

パケットつうしん【パケット通信】
インターネットなどのデータ通信で使われる通信方式。データをパケットと呼ばれる小さなひとまとまりの単位に分割し、送受信する。パケットには送信元、送信先、データ全体における位置(順序)情報、誤り訂正符号などの情報が付与される。伝送路を限定しないため、ある回線に異常が生じても別の経路を選択でき、耐障害性が高い。また、複数の伝送路を共有するため利用効率が高く、大量通信にも向く。

出典:講談社
(C)Kodansha 2011.
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大辞林 第三版

パケットつうしん【パケット通信】
データ通信の方法の一。データをパケットとよばれる単位に分割し送受信を行うもの。特定の通信によって伝送路が独占されないため、通信回線を効率よく利用できる。インターネットもこの方式による。

出典:三省堂
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