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バルナ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

バルナ
Varna
ブルガリア北東部,バルナ州の州都黒海西岸のバルナ湾北岸に位置する。前6世紀ギリシア人により建設されてオデッソスと呼ばれ,第1次ブルガリア帝国時代 (681~1018) に現在名となった。 1389年オスマン帝国領となったが,露土戦争の結果,1878年再びブルガリア領となった。ソフィアと鉄道で結ばれ (1888) ,近代的な港湾が建設された (1906) のち急速に発展。ブルガリアの水運の半分近くを扱う。造船,製粉などの工業立地。ブドウ栽培の中心で,ワインを産する。広い並木道,海岸公園,近代的施設のある海水浴場があり,北にはバルナ湖があって,一帯は観光保養地。第2次世界大戦後,一時 (49~56) 市名をスターリンと変えた。人口 31万 4913 (1991推計) 。

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バルナ
Varuṇa
インド神話における天空の神,水を支配する神。やがて律法の維持者とされ,仏教に取入れられて十二天または八方天の一つとして,西方を守護する水の神 (水天) と考えられている。普通は五竜冠を戴いてに乗り,水中に住む竜王の形で表わされ,左手に竜索,右手にはを持つ。密教では金剛界曼荼羅の四大神,または外金剛部の二十天の一つ。胎蔵界曼荼羅の外金剛部院に位置する。

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デジタル大辞泉

バルナ(〈梵〉varṇa)
《色の意》古代インド社会で形成された4種の階層。バラモン(祭司)・クシャトリヤ(王侯・武士)・バイシャ(平民)・シュードラ(隷属民)から成り、のちのカーストの母体。四種姓四姓。→カースト

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バルナ(Varna/Варна)
ブルガリア北東部、黒海に面する港湾都市。首都ソフィアブロブディフに次ぐ同国第3の都市。紀元前6世紀に古代ギリシャが植民都市オデッソスを建設。古代ローマ時代にユークセイソスと改称され、浴場要塞が造られた。7世紀頃からスラブ語名でバルナと呼ばれ、8世紀末に第一次ブルガリア帝国領となった。オスマン帝国支配下において、黒海貿易の拠点として栄えた。1949年から1956年まで旧ソ連の最高指導者スターリンの名を冠した。同国有数の観光保養地として知られ、「夏の首都」や「海の首都」という通称をもつ。ワインの生産が盛ん。

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バルナ(〈梵〉Varuṇa)
インド神話で、司法神。天則リタ)の守護者で、人々を監視し背く者を罰する。のち、仏教にとり入れられて水神となった。

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世界大百科事典 第2版

バルナ【Varna】
黒海に臨むブルガリア最大の港湾都市で,同名県の県都。人口30万1000(1996)。国際的保養地で,夏期には西欧から観光客が押し寄せ,ブルガリアの要人たちも集まり,〈夏の閣議はバルナで〉とさえいわれる。空港もあり,水陸の交通も便利である。年平均気温11.8℃。造船,電気機器,機械,製材,家具,窯業,繊維,肥料製菓,印刷の諸工業がある。教育・文化施設としては,医大,機械技術大学,経済大学,海軍大学がある。

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バルナ【varṇa】
インド社会の四大身分(階級)の呼称。種姓と訳される。バルナとは本来〈色〉を意味する語であったが,アーリヤ人のインド進入当時,肌の色が支配者,被支配者の区別を示していたために〈身分〉〈階級〉の意味が加わり,その後〈種姓〉の意味に使われるようになった。 《マヌ法典》をはじめとするインドの古典によると,各バルナの義務が次のように定められている。(1)バラモン 他人のための祭式執行,ベーダ聖典の教授,布施の受納。

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バルナ【Varuṇa】
ヒンドゥー教の神名。〈水天〉と訳される。インド最古の聖典《リグ・ベーダ》において,バルナに捧げられた讃歌数は多くはないが,インドラに次いで重要な神であった。インドラが代表的なデーバdeva(天)であるのに対し,バルナは典型的なアスラ(阿修羅)である。アスラはアベスター語のアフラahuraに対応するので,バルナの神性は,しばしばゾロアスター教の最高神であるアフラ・マズダに対応するとされるが,この対応説に対する反論も存する。

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大辞林 第三版

バルナ【varna】
インド社会の四大身分、バラモン・クシャトリヤ・バイシャ・シュードラの総称。種姓。 → カースト

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バルナ【Varna】
ブルガリア北東部、黒海に臨む港湾都市。海水浴場・保養地として有名。

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