Rakuten infoseek

辞書

ナパーム弾【ナパームだん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ナパーム弾
ナパームだん
napalm
油脂性の代表的な焼夷弾。金属石鹸,パーム油ガソリンなどを混合してジェリー状化させたナパームを充填した爆弾で,第2次世界大戦から使用された。日本本土空襲では比較的小型のものが使用されたが,朝鮮戦争ベトナム戦争では 400kg内外の大型のものが使用され,威力を発揮した。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

ナパーム‐だん【ナパーム弾】
napalm》第二次大戦末期に作られた強力な油脂焼夷(しょうい)弾。ナフサとパーム油とを主原料とし、航空機から落下させて広範囲にわたり焼夷効果を及ぼす。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

ナパームだん【ナパーム弾】
油脂焼夷弾の一種。ナパームnapalmとはアルミニウムセッケンの一種で,ナフテン酸アルミニウムとヤシ油混合脂肪酸アルミニウムを混合してつくったところから,ナフテン酸naphthenic acidとヤシ油脂肪酸の主成分であるパルミチン酸palmitic acidの語を合成して名付けられたものである。また,ナパームをガソリンなどに加えるとゼリー状になるが,ゼリー状になったものもナパームと呼ぶ。ナパーム弾は,ナフサネート,パーム油,ガソリン,亜鉛などのゼリー状の混合物(ナパーム)を弾体内に充てんした砲弾あるいは爆弾であり,人,家畜,建造物,陣地などを焼き払うために使用される。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

ナパームだん【ナパーム弾】
ナフサ・パーム油などを主成分とする油脂焼夷弾。きわめて高温で燃焼し、広範囲を焼尽・破壊する。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

ナパーム弾
なぱーむだん
ナパーム焼夷(しょうい)剤(ナフテネート、やし油および白燐(はくりん)からなる粉末を、低オクタン価ガソリンに混合したゼリー状のもの)を用いた油脂焼夷弾。焼夷力が非常に大きい。第二次世界大戦中に開発され、日本の都市への空襲に使われて大きな被害を生じさせた。また第二次大戦以後は、しだいに地上部隊を直接支援する航空攻撃や、地上作戦とは独立した背後地域への航空攻撃に使われるようになった。アメリカは朝鮮戦争とベトナム戦争で、またフランスはインドシナとアルジェリアの植民地戦争で、大型のナパーム弾を大量に使用した。[服部 学]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ナパーム‐だん【ナパーム弾】
〘名〙 (napalm bomb の訳語) 焼夷弾の一種。ナフサやパーム油などを主成分とする焼夷剤ナパームを容器に入れて投下する油脂焼夷弾。第二次世界大戦中に開発された。広範囲に強力な破壊力と燃焼力をもつ。
※「佐久間ダム見学記について」について(1955)〈杉浦明平〉「機銃、ナパーム弾等々の大量生産」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ナパーム弾」の用語解説はコトバンクが提供しています。

ナパーム弾の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.