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ドイツ共産党【ドイツきょうさんとう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ドイツ共産党
ドイツきょうさんとう
Kommunistische Partei Deutschlands; KPD
ドイツの政党。 1916年ドイツ社会民主党より脱退した K.リープクネヒト,R.ルクセンブルクによって組織されたスパルタクス団を前身とし,18年 12月 30日ブレーメン左派らと合体して結成された。 19年コミンテルンに加入,同年1月ベルリンにおいて武装蜂起したが鎮圧され,リープクネヒトとルクセンブルクは捕われて虐殺された。しかし翌 20年にはドイツ独立社会民主党左派と合同し,党員は5万から一挙に 35万へとふくれあがり,コミンテルンにおいてロシア共産党に次ぐ大支部となった。こうした党の拡大を基礎に 23年ハンブルク蜂起を組織したが,ドイツ革命を成功させることはできなかった。その後レーニン死後のコミンテルンにおける左翼主義,セクト主義的偏向のなかで,党の組織的な強化を行うことができないまま,33年2月 27日ナチスによって国会焼打ちの罪をかぶせられ,ヒトラー政権による徹底的弾圧を受けて地下活動を余儀なくされるにいたった。第2次世界大戦後の 46年4月 21日,東ドイツの共産党は社会民主党と合同し,ドイツ社会主義統一党 SED (→民主社会党 ) を結成,支配政党となった。一方西ドイツでは 48年4月 30日第1回協議会で M.ライマンを先頭とする指導部を選出して旧来の KPDの名称を保持し,52年 11月「ドイツ民族再統一の綱領」を採択した。しかし 53年非合法化され,さらに 56年には連邦憲法裁判所により党組織違憲判決を受けた。その後 68年 10月西ドイツの基本法を承認するドイツ共産党 Deutsche Kommunistische Partei (DKP) として創設された。 90年のドイツ統一の余波を受けて活動は低迷している。

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世界大百科事典 第2版

ドイツきょうさんとう【ドイツ共産党 Kommunistische Partei Deutschlands】
ドイツの革命的マルクス主義政党。略称KPD(カーペーデー)。第1次大戦前のドイツ社会民主党左派から発展して大戦中に独自の組織を形成したスパルタクス派Spartakus Gruppe(インテルナツィオナーレ派Gruppe Internationale)と,ブレーメン左翼急進派Bremer Linkeなどから1918年に結成された。 スパルタクス派は,ローザルクセンブルクK.リープクネヒトらを指導者として組織され,政府の戦争政策を支持する党主流派に反対し,反戦と革命行動を唱えて非合法誌を発行し,この誌名がグループの呼称となった。

出典:株式会社平凡社
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