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デスノス

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

デスノス
Desnos, Robert
[生]1900.7.4. パリ
[没]1945.6.8. チェコスロバキア,テレジン
フランスの詩人。催眠状態での夢の口述に特殊な才能を示して,初期シュルレアリスム運動の方向づけに大きな役割を果した。 1930年その運動から離れ,より柔軟なスタイルで驚異と感傷に満ちた世界を創造した。第2次世界大戦中に対独レジスタンスに加わって逮捕され,収容所で死亡。代表的詩集『喪には喪を』 Deuil pour deuil (1924) ,『肉体と幸福』 Corps et biens (30) ,『覚醒状態』 État de veille (43) など。

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世界大百科事典 第2版

デスノス【Robert Desnos】
1900‐45
フランスの詩人。パリ生れ。1920年にペレを通じてブルトンらと知りあう。シュルレアリスムの前提をなす催眠実験の過程で,眠ったまま不可思議な詩を書くなど,常ならぬ霊媒的能力を発揮し,グループ内の重要人物となる。24年の運動発足後もシュルレアリストとして活動,《自由か愛か!》(1927)のような特異な詩的散文を発表する。28年に除名されてからはジャーナリストとなるが,夢に対する強い関心は生涯変わらなかった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

デスノス
ですのす
Robert Desnos
(1900―1945)
フランスの詩人。シュルレアリスム運動に参加、ブルトンの主宰する集団催眠の実験では特異な霊媒的資質を発揮し、『ローズ・セラビィ』(1922)、『喪のための喪』(1924)などの詩集で自動記述的なことば遊びの才能をみせた。やがて民衆言語や古典的詩法にひかれ、シュルレアリスムを離れ、叙情とユーモアをたたえた幻想的詩風を確立するとともに、ラジオや映画などの新分野でも活躍。ほかに性の絶対的自由を唱えた散文『自由か愛か』(1927)、詩集『肉体と財』Corps et Bien(1930)、『財産』Fortunes(1942)などがある。第二次世界大戦中は対独抵抗運動に加わり、抵抗詩を秘密出版したが、ゲシュタポに逮捕されてチェコスロバキアの収容所で病死した。[田中淳一]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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