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ディンゴ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ディンゴ
Canis dingo; dingo
食肉目イヌ科。オーストラリアの野生犬。アジアから古代人と一緒にオーストラリア大陸に渡り,そこで野生化したものの子孫というがある。オオカミよりやや小さく,体長 90cm,尾長 30cm,肩高 60cm。頭部楔形先端は丸く,立耳である。四肢はやや長め。被毛は短く,毛色赤褐色黄褐色。夜行性で小群をなし,家畜家禽を与えるが,次第に家犬と雑種化しつつある。

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デジタル大辞泉

ディンゴ(dingo)
《「ジンゴ」とも》イヌ科の哺乳類。体長約60センチでオオカミより小形。吻(ふん)が長く、耳が立ち、尾は巻かず、毛は黄褐色で短毛。オーストラリアに分布し、有史以前すでに人類と共存関係にあったと考えられ、家畜の犬の祖先型を示す。

出典:小学館
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犬&猫:ペットの品種がわかる事典

ディンゴ【Dingo】
オーストラリア原産の中型犬。アボリジニ番犬として使われていた野生種で、完全に家畜化されておらず、飼育は希である。現在はイエイヌとの混血が進み、純血種は少なくなっている。

出典:講談社
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世界大百科事典 第2版

ディンゴ【dingo】
オーストラリアに野生するイヌに似た哺乳類で,食肉目イヌ科に属する(イラスト)。約9000年前,アボリジニーがアジアから渡ったときに,家畜として連れていたものが,のちに野生化したともいわれ,ニューギニアのパプアディンゴC.hallstromiも同じような起源であるという説が強い。体長117~124cm,尾長30~33cm,肩高50cm,体重10~20kg。体つきは家畜のイヌに似るが,吻(ふん)が長く,裂肉歯(上の第4前臼歯(ぜんきゆうし)と下の第1臼歯)が巨大で,犬歯は長く細い。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ディンゴ【dingo】
イヌ科の哺乳類。オーストラリアに産する唯一の食肉目の獣。肩高60センチメートルほど。耳は立ち、短毛で黄褐色ないし赤褐色。カンガルー・ウサギなどを捕食。何千年以上も前に移住民の家畜犬が野生化したものといわれる。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

ディンゴ
でぃんご
dingo
[学]Canis dingo
哺乳(ほにゅう)綱食肉目イヌ科の動物。ジンゴともいう。密林地帯を除くオーストラリアに広く分布し、中形日本犬に似るが吻(ふん)が長く、尾を巻かず、裂肉歯が顕著に大きい。体長100センチメートル、尾長35センチメートル前後。オオカミと違って耳介が外上方に向かい、毛が短く背筋で3センチメートル、尾で6センチメートル前後、尾が房状でない。毛色は黒から白まであるが、普通は黄褐色で体の下面は淡色、尾と足の先が多くは白色、前肢前面に暗色斑(はん)を欠く。ウサギの穴や岩の下にすみ、ヒツジ、ウサギ、カンガルーなどを捕食するほか、先住民の残飯をあさる。めったにほえない。石器時代にヨーロッパにいたイヌの原種に酷似する。先住民が約9000年前に連れてきた家畜犬が野生化したと考えられていたが、近年、イヌとは別の野生種で、一度も家畜化されたことがないとの説も現れ、真相は明らかにされていない。ニューギニア島の山地に分布するニューギニアイヌもしばしば同種とされる。[今泉吉典]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ディンゴ
〘名〙 (dingo)⸨ジンゴ⸩ イヌ科の哺乳類。数千年前に飼い犬が野生化したものとされ、形態は中形の日本犬に似ているが、尾は巻かない。体高約五〇センチメートル。毛はふつう、茶褐色で短毛。おもに夜間に活動し、ネズミカンガルー、ヒツジなどを捕食するが人に害はない。オーストラリアに土着している唯一の食肉として有名。

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