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テンニェス

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

テンニェス
Tönnies, Ferdinand Julius
[生]1855.7.26. シュレースウィヒ,オルデンスワルト近郊
[没]1936.4.9. キール
ドイツの社会学者。イェナ,ライプチヒ,ボン,ベルリン,キール,テュービンゲンの各大学で言語学,歴史学,哲学を学び,1881年キール大学私講師となった。 1913年同大学哲学・社会学教授,以後 16~20年一時職を離れたが,33年ナチスによって解任されるまで教授の地位にあった。 21~33年にはドイツ社会学会初代会長をつとめた。彼の学説の特徴は,人間の結合様式を本質意思に基づいて形成されるゲマインシャフトと,選択意思に基づいて形成されるゲゼルシャフトとに分け,これらを社会や集団の類型概念としてとらえると同時に前者から後者への移行を社会発展の過程としてとらえた点にある。この対概念はのちのドイツ社会学会の中心課題となった。マルクスや L.T.ホブハウスについても独特の研究を行い,晩年には社会学の体系化を試みた。主著『ゲマインシャフトとゲゼルシャフト』 Gemeinschaft und Gesellschaft (1887,8th ed. 1935) ,『欧州社会問題の発達』 Die Entwicklung der sozialen Frage (1907,4th ed. 26) ,『社会学概論』 Einführung in die Soziologie (31) 。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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