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テリア

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

テリア
terrier
イヌ品種。イギリスの小型犬,またはその子孫総称。本来は地下や岩穴にすむキツネ,テン,ノネズミなどの小型害獣やカワウソの狩りに用いたが,近代以降は多くが愛玩用に飼われている。フォックス・テリアスコティッシュ・テリアウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアミニチュア・シュナウザーヨークシャー・テリアなど 40種類以上がある。

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デジタル大辞泉

テリア(terrier)
《「テリヤ」とも》犬の一群の品種。地面を掘ってアナグマなどを追い出すのに用いる猟犬。現在は主として愛玩用。英国原産のものが多い。スコッチテリアエアデールテリアなど。

出典:小学館
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大辞林 第三版

テリア【terrier】
獣猟用の一群の犬種の総称。ワイヤーヘアード・エアデール・スコッチなど品種が多い。ほとんどがイギリス原産。いずれも小・中形犬で、穴の中の獣を捕らえる習性があり、気が強く、利口で敏捷。愛玩用にもする。テリヤ。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

テリア
てりあ
terrier
哺乳(ほにゅう)綱食肉目イヌ科の動物。家畜イヌの1グループで、テリアといえば容姿の美しい家庭犬を想像するが、元来はキツネ、アナグマ、ノネズミその他の小獣類を狩るために作出された犬種群である。系統的にはディンゴ‐パリア犬の系列に属するとみなされている。テリアの名は、大地を意味するラテン語テラterraに由来しており、地面の下に潜り込んで獲物をとるところから名づけられた。人間が定住し農業が発達するにつれて、被害を及ぼすノネズミの駆除が真剣に考えられ、ヨーロッパケナガイタチなどと組んでノネズミ狩りに用いられるイヌが重宝されたり、スポーツとしての狩猟の発展により、執拗(しつよう)に穴の中にまで獲物を追う犬種が求められたりした。テリアはこれらの目的に合致するように作出されてきた犬種群で、日本でも31犬種が公認されている。体形、毛質はさまざまであるが、テリア・キャラクターといわれる独特の性格がある。すなわち、明朗活発な気質をもち、動作は敏捷(びんしょう)、不屈の激しい攻撃心を抱いている。このため、テリア類は獲物に対し飽くことなき攻撃性を示し、獲物がそこにいる限り攻撃の手を緩めない。また、この性格は闘犬においても遺憾なく発揮されるので、闘犬種にテリアの血を引くものが多い。このほか、テリアの活動性に富む性格は、多くの作業犬の成立に影響を与えてきただけでなく、テリアのなかでも大形のものは、大形獣の猟犬、警察犬、軍用犬として活躍している。
 種類が多いテリアのなかで、ビッグスリーといわれるのは、エアデールテリア、ワイヤーヘアードフォックステリア、スコッチテリアの3犬種で、世界的に多くの愛好者をもち、日本でも普及している。また、多種類のテリアも、外観からは長脚テリアと短脚テリアに2大別される。長脚テリア群には、エアデールテリア、フォックステリア、ベドリントンテリア、ケリーブルーテリア、ウェルシュテリア、アイリッシュテリアなどがある。一方の短脚テリア群には、スコッチテリア、ダンディディンモントテリア、ウェストハイランドホワイトテリア、シーリハムテリア、ケアンテリアなどがある。テリアの原産国としては、ドイツ、オーストラリアなどもあるが、イギリスが圧倒的に多い。イギリスは他の家畜においてもさまざまな品種を作出しているが、イヌにおいても新種の改良固定と保存に熱意をもっていることがわかる。テリアには、短毛種もあるが、ワイヤ状の硬い被毛をもつものが多い。また、トリミングを要するものや、断耳をする品種も多い。
 以上のほか、テリアの名がつくがテリアグループには入れられず、愛玩(あいがん)犬、もしくは非猟犬グループに区分されるものに、ボストンテリア、ヨークシャーテリア、トイマンチェスターテリア、シルキーテリアなどがある。また、日本原産のテリアとしては、短毛のフォックステリアをもとに作出固定された日本テリアがある。[増井光子]

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精選版 日本国語大辞典

テリア
〘名〙 (terrier)⸨テリヤ⸩ 犬の小・中形の品種の一つの総称。イギリスで伝統的にキツネ狩りに用いられてきた。キツネ、アナグマ、ネズミの穴にもぐり捕まえるので、小形で勇猛がよしとされた。一九世紀前半には闘犬もおこなわれた。現在は愛玩用として世界で広く飼育され、エアデールテリア、スコッチテリアなど種類が多い。
※社会百面相(1902)〈内田魯庵〉犬物語「『テリヤー』や『ターンスピット』や『プードル』のやうな奴は」

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