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ツウィッカウ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ツウィッカウ
Zwickau
ドイツ東部,ザクセン州の都市。ライプチヒの南約 70km,エルツ山地から流れるツウィッカウアームルデ川沿いに位置する。 12世紀中頃から帝国直轄都市として市場を中心に発達。 1323年にマイセン辺境伯ウェッティン家の支配下に入った。急進的宗教改革者 T.ミュンツァーが 1520~21年説教をした地。聖マリエン教会 (1465~1536創建,1883~91修復) ,聖カタリナ教会 (14世紀) ,ゲワントハウス (1522~36) ,市庁舎 (15世紀) などのほか,ここで生れた作曲家シューマン (1810~56) を記念する博物館 (1956) もある。炭田地帯の中心で,採炭業のほか,自動車,機械,繊維製品などの製造が行われる。人口 11万 4632 (1991推計) 。

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世界大百科事典 第2版

ツウィッカウ【Zwickau】
ドイツ東部,ザクセン州の都市。人口10万5000(1995)。12世紀前半に遠距離交易路の交差点にできた商人居住地から発展。1290‐1362年帝国都市,その後ザクセンの領邦都市。中世後期から織物業,鉄加工業,醸造業が栄え,14世紀に近郊で鉄,銅,銀,その後石炭が採掘された。15世紀以後,銀の取引市場となり,16世紀に経済的繁栄をきわめた。宗教改革初期,ミュンツァーと〈ツウィッカウの預言者たちZwickauer Propheten〉(織物工シュトルヒN.Storch,同ドレクセルT.Drechsel,学生トーメM.Thomae)の影響で一時混乱に陥る。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

ツウィッカウ
つうぃっかう
Zwickau
ドイツ東部、ザクセン州の工業都市。1949~90年は旧東ドイツに属した。エルツ山脈の北麓(ほくろく)、エルツゲビルゲ盆地の中心にあり、ムルデ川に沿う。人口10万3000(2000)。1118年に記録に現れる盆地最古の町で、ザクセン地方の石炭採掘の中心地として盆地最大の都市でもある。繊維工業が盛んなザクセン諸都市のなかにあるが、むしろ機械工業が発展し、市の北部にはドイツ統一後フォルクスワーゲン自動車工場が進出している。工業学校があり、鉱山・工場労働者を養成している。第二次世界大戦で被害を受けたが修復され、ロマネスク・ゴシック式の教会や市庁舎、城などの建造物がある。作曲家シューマンの生地で、シューマン博物館がある。[佐々木博]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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