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チュチェ思想【チュチェしそう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

チュチェ思想
チュチェしそう
Chuchoe-sasang
朝鮮労働党および北朝鮮の指導指針とされる思想マルクス・レーニン主義を朝鮮の現実に適用したものとされ,1966年以降,キム・イルソン (金日成) により唱えられた。「主体」とはキム・イルソンによれば「自国の革命と建設に対して主人らしい態度をとる」人間中心の考え方で,政治の自主,経済の自立,国防の自衛が強調された。一方で人間が主体的に生きるためには首領の懸命な指導が必要とされ,キム・イルソン個人崇拝とキム・ジョンイル (金正日) 後継体制を正当化するためのイデオロギー的基盤となっている。

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知恵蔵

チュチェ思想
故金日成(キム・イルソン)主席が唱えた、北朝鮮の指導理念。「思想における主体、政治における自主、経済における自立、国防における自衛」を図るとされ、「主体経済」「主体農法」といった、幅広い使い方をされる。北朝鮮は年号も「主体」で、故主席の生年(1912年)を主体元年としている。
(2008年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

デジタル大辞泉

チュチェ‐しそう〔‐シサウ〕【チュチェ思想】
《「主体思想」と書く》朝鮮民主主義人民共和国朝鮮労働党政治思想マルクスレーニン主義を基に、金日成が独自の国家理念として展開した。人間は自己の運命の主人であり、大衆を革命・建設の主人公としながら、民族の自主性を維持するために人民は絶対的権威を持つ指導者に服従しなければならないと唱える。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

チュチェしそう【チュチェ思想 Chuch‘e‐sasang】
金日成(きんにつせい)の名のもとに唱道されている朝鮮民主主義人民共和国の思想原理。自力更生論をいっそう包括的な哲学体系に発展させて,1960年代後半以降チュチェ(主体)思想と呼ぶようになった。当初は,〈思想における主体,政治における自主,経済における自立,国防における自衛〉(金日成,1965)というように,国際共産主義運動の多極化状況に対する独自の視点を強調する面が強く,マルクス=レーニン主義の一般的真理を自国の歴史的条件に創造的・自主的に適用する立場と説明されていた。

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大辞林 第三版

チュチェしそう【チュチェ思想】
〔チュチェは「主体」の意の朝鮮語〕
朝鮮民主主義人民共和国の金日成主席が唱え、国家の指導理念とされた思想。政治・経済・思想・軍事のすべてにおいて自主・自立を貫くこと。

出典:三省堂
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