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チャモロ族【チャモロぞく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

チャモロ族
チャモロぞく
Chamorro
ミクロネシアのマリアナ諸島の住民をさす俗称。言語はオーストロネシア語族インドネシア語派に属する。元来は,西カロリン諸島民に近い人々であったと考えられるが,古くよりスペイン人およびフィリピン人との混血が進み,純血の者はもはや今日ではほとんど存在しない。早くからカトリック化され,さらに 18世紀の著しい人口減少の結果,固有の宗教,社会組織はまったく破壊され,風俗,習慣も西欧化するにいたった。かつては3段階から成る社会階層と母系氏族組織をもっており,むしろの三角帆を張ったアウトリガー付きのマタという舟をあやつっていたといわれる。ラッテと呼ばれる列柱状の巨石遺跡が有名である。

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世界大百科事典 第2版

チャモロぞく【チャモロ族 Chamorro】
西太平洋,ミクロネシアのマリアナ諸島の原住民。17世紀にチャモロに殺されたイエズス会の宣教師サンビトレスは,当時のチャモロについて,体格がよく健康そうで長命の者が多いと述べている。スペイン人と接触以前のチャモロ人口は4万とも6万とも推定されている。しかしたび重なる台風や統治の必要上から行われたグアム島の特定地域への強制移住,疫病の流行,カロリン諸島への移動などの結果,最初の人口調査が行われた1710年には3539人にまで減少した。

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精選版 日本国語大辞典

チャモロ‐ぞく【チャモロ族】
〘名〙 (チャモロはChamorros) ミクロネシア、マリアナ諸島の先住民。ポリネシア系。皮膚の色は淡褐色、頭髪は波状毛。一六六八年スペイン占領以後スペイン人、メキシコ人、フィリピン人との混血が多くなり、旧態はほとんどみられない。

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