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タラゴン

デジタル大辞泉

タラゴン(tarragon)
キク科ヨモギ属の多年草。シベリア原産。葉は芳香があり、タラゴンビネガーを作ったり、香味料としたりする。エストラゴン

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栄養・生化学辞典

タラゴン
 [Artemisia dracunculus].キク目キク科ヨモギ属のハーブ.料理に風味を与える目的で使われる.

出典:朝倉書店
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食の医学館

タラゴン
ギリシャ語の「小さな龍」を語源とするタラゴンは、イギリスでの呼び名。フランスではエストラゴンと呼ばれ、食通の好むハーブとして広く料理に用いられています。また、民間薬としても、古くからヨーロッパ全土で、さまざまな病気に用いられてきました。
 タラゴンには、フレンチタラゴンとロシアンタラゴンの2種類があり、一般にハーブとして用いられるのは、香りの高いフレンチタラゴンのほう。日本古来のハーブであるヨモギとは、近縁種にあたります。
 タラゴンには、胃腸の働きを活発にさせる作用があり、食欲不振や消化不良の症状をやわらげるのに役立ちます。
〈エスカルゴからデザートまで、幅広い用途に適応〉
○食品としての使い方
 青っぽく、やや甘ったるいような独特の香り。そして、ほろにがさにかすかな辛みと甘みが加わった味わいが、タラゴンの魅力です。
 フランス料理のエスカルゴには、タラゴンとニンニクのみじん切りを混ぜたバターをのせて焼きます。このほか、ローストチキン、たまご料理、クリームシチュー、さらにシャーベットにしたり、デザートの香り付けにも使われるなど、用途は多彩。また、これを酢に漬け込んだタラゴンビネガーをサラダドレッシングやピクルス、マヨネーズなどに用いると風味よく仕上がります。
 なお、タラゴンの香りは、あたたかいものに早くしみ込むため、使いすぎると修正がききません。料理の際は使用量に注意しましょう。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

たらごん【タラゴン】

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大辞林 第三版

タラゴン【tarragon】

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日本大百科全書(ニッポニカ)

タラゴン
たらごん
tarragon
[学]Artemisia dracunculus L.
キク科の多年草。南ヨーロッパからシベリア原産の香辛料植物。高さ0.6~1メートル。同じくキク科のヨモギと同属で、全体がヨモギに似るが、葉は線状披針(ひしん)形である。夏に緑白色の小花をつけるが、種子はまれにしかできず、繁殖は地下茎による。冬には地上部が枯れるが、温室で育てれば冬季でもよく茂り、葉がとれる。日本へは1915年(大正4)に渡来したが、夏の暑さに弱く栽培しにくく、見本的に植えられているにすぎない。[星川清親]

食品

タラゴンの栽培品種に2種あり、一つはフランス種タラゴンで、フランスではエストラゴンestragonとよばれ「本物のタラゴン」とされる。他の一つはロシア種タラゴンで、香りが弱い。葉を日陰干しにしたものが香辛料として食通に好まれる。甘草(かんぞう)、アニスに似た淡い芳香とほろ苦味が特徴で、鶏肉、シチメンチョウ、野鳥料理によくあい、トマトジュース、ツナサラダ、シチュー、フィッシュソースにも用いられる。フランスのカタツムリ料理のガーニッシュとしては欠かせない。また、ベアネーズ、タルタル、オーランデーズなどのソース類の風味づけによい。ワイン酢にタラゴンを浸漬(しんし)してつくったタラゴン酢は、サラダのドレッシング用として知られている。[齋藤 浩]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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