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セージ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

セージ
Salvia officinalis; sage
シソ科の多年草で,地中海地方原産。薬用および香料植物である。茎の高さ 50~100cmで茎部は木化し,4本の稜があって四角柱状をなす。葉は対生し,葉の裏面は白い毛で密におおわれる。サルビア属であって,夏に総状花序にサルビアに似た淡紫色管状唇形花を多数つける。全草に精油成分を含み芳香がある。葉を乾かして香料とし,料理,特にソースやカレーに加え,また消炎作用があるのでハッカ同様に薬用として用いられた。栽培の歴史が長いため栽培品種が多い。

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セージ
SAGE; Semi-Automatic Ground Environment
アメリカ合衆国が 1954年に採用した,コンピュータを主体とした自動防空警戒管制組織。長距離レーダ網などの早期警戒装置から送られてくる情報を,北アメリカ航空宇宙防衛軍 NORADが処理し,目標を追跡,識別して航空諸元,迎撃諸元を試算し,迎撃基地へ通報する。また迎撃機を目標に誘導する。この一連の過程で,人の関与は最後の判断だけ。その後バックアップ要撃戦闘機管制システム BUICが追加された。今日ではセージの後継システムとしてアメリカとカナダの協同監視システム JSS; Joint Surveillance Systemが運用されている。同種のものに日本の自動警戒管制システム JADGE(→自動警戒管制組織 BADGE),北大西洋条約機構 NATOのナッジ NADGEがある。

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デジタル大辞泉

セージ(sage)
シソ科の多年草サルビアのこと。葉を乾かして薬用としたので薬用サルビアともいい、香辛料として西洋料理に用いる。

出典:小学館
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栄養・生化学辞典

セージ
 [Salvia officinalis].セイジ,サルビアともいう.シソ目シソ科アキノタムラソウ属の多年草で,つぼみができる前の葉を乾燥して香辛料として用いる.香辛料もセージとよぶ.精油はα-,β-ツヨン,カンファーなどが主成分.

出典:朝倉書店
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食の医学館

セージ
セージは、観賞用植物のサルビアと同じ仲間です。和名をヤクヨウサルビアというように、薬用ハーブとして古くから栽培されており、その高い効用から、中世のイギリスでは「長生きしたい者は、5月にセージを食べるべし」という諺(ことわざ)が生まれたほどでした。セージには、強い抗菌力をはじめ、末梢(まっしょう)血管の拡張、収斂(しゅうれん)、鎮痛、抗酸化、胆汁(たんじゅう)の分泌促進(ぶんぴつそくしん)といった働きがあります。このため、セージはかぜや消化不良などに効果を現すほか、老化の防止にも有効です。
○外用としての使い方
 ハーブティーで1日に2~3回うがいをすれば、口内炎(こうないえん)、のどの痛み止めにも役立ちます。
 精油を入浴剤として使えば、筋肉の疲れが早くほぐれるとともに、神経痛、リウマチ、しもやけなどにも有効です。
 ただし、含有成分のツヨンは作用が強いので、ハーブティーにしたときは、2週間を一応の目安として用いてください。
〈肉の臭みや脂っこさを消す、ソーセージ作りの必需品〉
○食品としての使い方
 セージの特徴は、樟脳(しょうのう)のような清涼感のある香りや、ヨモギのような青っぽい香り。そして、ほろにがさとともに、ほのかな渋みや辛みを感じさせる味わいです。
 肉の臭みや脂(あぶら)っこさを消すのに効果があり、豚肉に合うので、ソーセージ作りには欠かせません。ちなみにソーセージの名はセージからきているといわれます。
 このほか、ハンバーグなどの挽(ひ)き肉料理や内臓料理にもピッタリですし、サラダドレッシングの風味付けにもよく使われます。

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デジタル大辞泉プラス

セージ
NHKの子供向けテレビ番組『すすめ!キッチン戦隊クックルン』(2013年放送開始)に登場するキャラクター。「キッチン戦隊クックルン」のメンバー。姉のリンゴ、妹のクミンと共に、悪の軍団ダークイーターズと戦う。演者は中尾壮位。

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世界大百科事典 第2版

セージ【sage】
シソ科の常緑多年草で,薬用サルビアとも呼ばれる(イラスト)。ヨーロッパ南部原産で,欧米では古くから家庭用ハーブ(香草)として栽植されている。ユーゴスラビア産が最上品とされる。高さ30~70cm,全草に白い軟毛が密生する。葉は長楕円形でしわがあり,有柄で対生。5~7月に茎頂および葉腋(ようえき)に紫,青,白色などの唇形花をつける。春または秋に播種(はしゆ)し,8月に葉を刈り取り,陰干しして蓄える。乾燥葉(サルビア葉という)は約2%の精油を含み,ピネン,シネオール,ボルネオールなどが主成分で芳香を発する。

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大辞林 第三版

セージ【sage】
シソ科の多年草。茎の下部は木質化する。地中海地方原産。高さ約50センチメートル。葉は長楕円形。夏、淡青色または白色の唇形花を開く。全草に芳香があり、香辛料のほか、薬用にする。ヤクヨウサルビア。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

セージ
せーじ
sage
[学]Salvia officinalis L.
シソ科の多年草。南ヨーロッパ、地中海沿岸の原産で、日本へは1890年(明治23)ころに渡来した。花壇用とされるサルビアの仲間である。茎は高さ50~90センチメートルで、株元は木質化し低木状となる。茎葉とくに葉裏はビロード状の白色の軟毛に覆われる。5~7月、紫、青、白色などの花を開く。葉はピネン、シネオールなどの精油を含み香りがよく、古くから薬用にされ、ヤクヨウサルビアの名があるが、現在のおもな用途はソースなどの付香料である。一般によく栽培されるものは、葉が本種より長く7~10センチメートルあり、香りもより強い変種のホソバサルビアである。花は淡青色である。[星川清親]

利用

葉を乾燥したものを香辛料として用いる。語源はラテン語のsalvare(治す、救うの意)といわれ、昔から薬草として用いられた。頭脳の働きを刺激し、心身の強壮剤として、ひいては長寿の効果があるとされた。旧ユーゴスラビア地域、アルバニア、イタリア、ギリシア、トルコ、アメリカに産する。乾燥した葉は一見カビが生えているようにみえる短く細い繊毛で覆われ、灰緑色をしており、香辛料としては、さわやかなほろ苦さ、樟脳(しょうのう)のようなシネオールのにおいと、ヨモギに似た新鮮な強い香りが特徴である。肉の臭み消しに効果があり、とくに豚肉料理、ソーセージによくあう。そのほかレバーや肉のマリネ、ひき肉を使った詰め物、鳥肉料理、煮込み料理、ハンバーグなどに用いられ、サラダのドレッシングに少量入れるとさわやかさが引き立つ。香りが強いので控え目に用い、煮込み料理には布袋に入れて調理後に引き上げるとよい。[齋藤 浩]

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