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スーツ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

スーツ
suit
服飾用語で,古くは制服,仕着せなどをさしたが,現在では上と下衣とが共布で一対になったものをいう。動詞の適合する,似合う,名詞一行,ひとそろい,一組などのの英語で,フランス語のアンサンブルとほぼ同義。すなわち,男子の上衣,チョッキズボンから成る三つぞろい,または上衣とズボンから成る二つぞろい,女子の上衣とスカートあるいはパンツ,またはそれにブラウスを加えた組合せをいう。

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デジタル大辞泉

スーツ(suit)
共布(ともぎれ)で仕立てたひとそろいの洋服。男子では背広上下、またはチョッキを加えたひとそろい、婦人服ではスカートと上着、または共布のブラウスを加えたひとそろいなど。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

スーツ【suit】
広義には2種以上の衣服,たとえばジャケットとスカートが,同一生地でつくられた衣料の組合せをいい,狭義には男子用の背広型の上下揃い(ツーピース・スーツ),またはそれにベストを加えた三つ揃い(スリーピース・スーツ)をいう。スーツ形式が確立されたのは17世紀の後半のイギリスで,コートとベストとニー・ブリーチズknee breeches(半ズボン)の3者を共地でつくるのが流行し,それが定型として背広型にも踏襲されて現代にいたっている。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

スーツ【suit】
同一の布地で作ったひとそろいの服。男性の背広上下、女性の上着とスカートのひとそろいなど。 カジュアル

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日本大百科全書(ニッポニカ)

スーツ
すーつ
suit
同一の布でつくられる、二つ以上のものからなる上下一揃(ひとそろ)いの服のこと。男子の場合には、上着、ズボン、ベスト(チョッキ)、女子の場合は上着、スカートあるいはズボンの組合せが普通。1670年代に現れた男子の上着ジュストコールが実用的衣服となって以来、ジュストコール、ベスト、キュロットの組合せが18世紀にも継続され、19世紀なかばにはキュロットがパンタロンにかわった。同後半のバッスル期には、上衣はジャケットおよびベストが一般的となり、ベストもズボンも共布で仕立てた現代の三つ揃いが確立した。第二次世界大戦後のアメリカの風潮の影響で、ベストを省略したスーツが一般的となったが、日本では年輩者やおしゃれな若者の間には存続している。
 一方、女子のスーツは男子用のあとを追って成立した。18世紀中ごろからヨーロッパではスポーツへの関心がしだいに高まり、スポーツの盛んなイギリスから乗馬服がフランスへ導入され、旅行着から日常着となってルダンゴトredingoteとよばれた。おりしも、女性解放と男女平等への意識の高揚とともに、衣服においても男子服に対する関心が高まり、1880年代から女性も男性と同じようなテーラー・メイドの服を着用し始め、さらに1890年ごろには、ドレスメーカーによってテーラード・スーツがつくられるまでになった。第一次大戦後、働く女性の増加にしたがって、機能的かつ合理的なスーツは婦人服のなかで主要な地位を占めるようになった。日本では、大正時代に生活様式の洋風化、服装の合理化とともに、同末期から昭和にかけて婦人物のスーツが普及し始めたが、これが一般化したのは第二次大戦直前であった。現在、スーツは男女用とも、遊び着から通勤着、準礼服に至るまで用途が多い。女子のスーツにはタウン、イブニング、ビジネスなど、形態ではチュニック、パンタロン、テーラードなどが含まれる。
 また、ある特殊な目的をもつ、あるいは特殊な条件下で着用する服のこともスーツという。ベイジングスーツbathing suit(水着)、スペーススーツspace suit(宇宙服)などがそれである。[田村芳子]

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精選版 日本国語大辞典

スーツ
〘名〙 (suit)⸨スート⸩ 同一の布地で作った一揃(そろ)いの洋服。男性用の背広服の一揃いや女性用の上着とスカートの一揃いなどをいう。〔アルス新語辞典(1930)〕
※家族会議(1935)〈横光利一〉「スポーティなスーツに着替えた」

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