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スワヒリ語【スワヒリご】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

スワヒリ語
スワヒリご
Swahili language
アフリカ中部の東海岸寄りの地帯に分布する言語。バンツー諸語の一つ。スワヘリ語ともいう。タンザニアケニアウガンダ,コンゴなどで,共通語の役割を果している。現代のスワヒリ語にはアラビア語からの借用語が多いが,その文法構造は次にあげるように典型的バンツー語の姿を保っている。 (1) 名詞が独特の接頭辞によりいくつかの類に分けられる。 (2) 動詞,形容詞,指示詞などが (1) の名詞の接頭辞と呼応を示す。 (3) 動詞語幹を拡張する種々の接尾辞がある。

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デジタル大辞泉

スワヒリ‐ご【スワヒリ語】
Swahiliバンツー諸語に属し、東アフリカで広く用いられている言語。タンザニアケニア公用語

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世界大百科事典 第2版

スワヒリご【スワヒリ語 Swahili】
ニジェール・コルドファン語族の,ベヌエ・コンゴグループの下位グループである,バントゥー諸語に属する言語。この言語はアラビア語のṣāḥil〈海岸〉に由来する名称が示すように,オマーンやイエメンのアラブ商人たちが,東アフリカ海岸の商業根拠地で地元のバントゥー諸語を話す人々との接触の過程で,ピジン言語(交易上の混交言語)として成立,その後,スワヒリ語のみを話し,またそれを母語とする人々のグループが数を増して定着(クレオール)化し,版図をひろげていった。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

スワヒリご【スワヒリ語】
ニジェール-コンゴ語族ベヌエ-コンゴ語派のうち、バンツー諸語に属する言語。東アフリカとコンゴ(旧ザイール)東部で話される広域共通語。タンザニア・ケニアの公用語。アラブ商人との接触により、アラビア語からの借用語が多い。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界の主要言語がわかる事典

スワヒリご【スワヒリ語】
ニジェールコルドファン語族のなかのベヌエコンゴ語群に属するバントゥ諸語の一つ。アフリカ東海岸の人々のバントゥ諸語とアラブ商人たちの言語の長期にわたる接触を通じて形成された混成言語で、名称の「スワヒリ」は、海岸を意味するアラビア語に由来する。そのため語彙(ごい)にはアラビア語からの借用語が多い。タンザニア、ケニア、ウガンダの公用語であるほか、東アフリカでの共通語としても使われ、話者数は7000万人に及ぶ。文法的には他のバントゥ諸語同様、名詞クラスのシステム(名詞が接頭辞でクラス分けされ、名詞にかかる形容詞、動詞などがそれに応じて一部形を変える)を特徴とする。◇英語でSwahili。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

スワヒリ語
すわひりご
KiswahiliSwahili
アフリカ東海岸で話されていたバントゥ(バントゥー)系のある言語に、季節風に乗って海路交易にやってきたアラブ人の言語の影響が加わって形成された広域共通語。タンザニア、ケニア、ウガンダ、コンゴ民主共和国(旧ザイール)東部などで話され、話し手人口数千万人に達するブラック・アフリカ最大の言語の一つである。ただし、その話し手の多くは各自の部族語を母語とする人々である。言語的には、名詞がかなりの数のクラスに分かれ、どのクラスに属するかで修飾する形容詞などの形の一部が異なるなどバントゥ語としての特徴を保持し、身近な語彙(ごい)もおおむねバントゥ起源である。母音は五つで、アクセントは一型化している。地域によってかなりの方言差が認められる。[湯川恭敏]
『和崎洋一編『スワヒリ語・日本語辞典』(1980・養徳社)』

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