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スベルドラップ【すべるどらっぷ】

日本大百科全書(ニッポニカ)

スベルドラップ(Johan Sverdrup)
すべるどらっぷ
Johan Sverdrup
(1816―1892)
ノルウェーの政治家。1841年法学士、のちラルビークの法廷弁護士となる。1851年にストルティングStorting(変則的一院制議会)議員、さらに1862~1869年にオデルティングOdelsting(ストルティングの下院部門)議長、1871~1884年にはストルティング議長。農民勢力とも協力して左翼党を組織。1872年から議会制度確立を目ざし、閣僚の議会出席要求を提案し、スタングFrederik Stang(1808―1884)らの保守派と対立した。三度にわたるスウェーデン王カール15世Karl (在位1859~1872)による拒否権行使を受けてのち、1884年議会の決定を無視し続けたセルメラChristian A. Selmer(1816―1889)らを弾劾裁判所に送り、提案を採決。保守党内閣退陣後、初の左翼党政府首相となった。1884年選挙権を拡張し、1887年に陪審制度を導入した。1889年軍隊の再編成など、19世紀後半のノルウェーにおける民主主義的改革実現に尽力した。1885年左翼党の急進派と分裂。1888年選挙での左翼党の敗北後、1889年に首相を辞任した。1890年彼の政治的遺言ともいうべき『左翼党員から左翼党員へ』Fra venstremnd til venstremndを執筆した。[大島美穂]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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