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シンナー

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

シンナー
thinner
塗料を薄めて塗りやすくする溶剤をいうが,狭義にはラッカー用シンナーをさす。歴史的にはテレビン油が広く知られていたが,近年は安価な炭化水素溶剤に取って代られた。いろいろの溶媒混合物で,多量のベンゼントルエンを含むものが多く,あまり多く吸込むと軽い頭痛やめまいなどの中毒症状を起す。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

シンナー(thinner)
塗料を薄めて粘度を下げるための溶剤。トルエン酢酸エチルなどの混合物で、揮発性がある。吸入による中毒では、酩酊(めいてい)感・感情不安・幻覚などの症状がみられる。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

シンナー【thinner】
塗料のコンシステンシー(稠性)を被塗物の形状,塗装方法,塗膜の乾燥条件に合わせて低くする目的で,塗装の際に塗料に加える蒸発性の液体。うすめ液ともいう。塗料に含まれる樹脂,セルロース誘導体,添加物などを析出しないこと,塗膜の白化を起こさないことなどが重要である。通常,溶剤の沸点,蒸発速度,樹脂の溶解力,混和性を指標にして,トルエンその他の芳香族炭化水素類,酢酸エステル類,アルコール類などを混合してつくられる。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

シンナー【thinner】
塗料の原液を薄めて粘度を下げ、塗りやすくするために用いる有機溶媒。酢酸アミル・酢酸ブチル・酢酸エチル・トルエンなどを配合する。狭義にはラッカー用シンナーのこと。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

シンナー
しんなー
thinner
塗料の粘度を下げるために用いる有機系の混合溶剤の総称。塗料用シンナーは油性塗料に用いられ、脂肪族炭化水素系である。ラッカーシンナーは芳香族炭化水素、エステル、アルコールなどであり、いずれも引火しやすい。
 なお、1967年(昭和42)から68年にかけて社会問題化した青少年のシンナー遊びは、61年9月ごろから流行した睡眠薬遊びにかわって現れたもので、ポリエチレン製の袋の中にシンナーの蒸気を満たし、その蒸気を吸引すると短時間のうちに酔迷状態に陥り幻覚に襲われる。乱用者には脳神経を冒される者が多い。そのために青少年へのシンナーの販売が規制されている。[垣内 弘]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

シンナー
〘名〙 (thinner) 塗料を薄めるために用いる有機系の混合溶剤。狭義にはラッカーシンナーをさす。主として酢酸エステル類、アルコール類、トルエンなどを含み、塗装後は蒸発してなくなる。
※ある秘書官の死(1966)〈梶山季之〉一「白ペンキの罐やシンナーを、玄関に運び入れているところである」

出典:精選版 日本国語大辞典
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