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シモンズ【しもんず】

日本大百科全書(ニッポニカ)

シモンズ(Arthur Symons)
しもんず
Arthur Symons
(1865―1945)
イギリスの詩人、批評家。若くしてフランス象徴派詩人をイギリスに紹介、世紀末デカダンス運動の理論的指導者となった。彼の批評理論は詩集『シルエット』改訂版(1896)、『ロンドンの夜』第2版(1896)の序文や『文学におけるデカダンス運動』(1893)、『象徴主義の文学運動』(1899)の主著に詳しいが、その功績は、ペイターを師とする印象主義とフランス象徴主義を結び付け、新しい文学運動を起動すべき基本理念として定着させた点にある。1896年に創刊した雑誌『サボイ』は、ビアズリー、コンラッド、ダウソン、詩人で批評家のジョンスンLionel Pigot Johnson(1867―1902)などを紹介し、彼の理念を実践に移したものであった。[前川祐一]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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