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サマータイム

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

サマータイム
夏時間。 summer timeは和製語で,欧米では daylight saving timeという。夏季の一定の期日を限り,日中の時間をより有効に使うため,標準時間より1時間ないし2時間時計を進める方法。日本では 1948年5月の第1土曜日を 23時で打切って翌日曜日の午前0時とし,9月の第2土曜日を 25時までとして実施され,以来毎年行われたが,不評のため 52年に廃止された。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵

サマータイム
昼間時間の長い夏季の一定期間、国や地域単位で、標準時を1時間進めた時刻を使用すること。時刻を早めることによって、明るい時間を有効に利用し、省エネルギーに結びつくとされている。また、余暇の時間が有効に活用されるなどの結果、経済的効果もあるとされる。
第1次世界大戦中、節電の必要に迫られたドイツが1916年4月30日午後11時から10月1日午前1時まで導入したのが最初である。これを契機にヨーロッパ主要国に広がり、その後、米国、カナダ、ニュージーランド、南アメリカの多くの国々が採用した。現在、世界でサマータイムを実施している国は約70カ国ある。
日本では、米軍占領下の48年から採択されたが、4年後に廃止され、以降は実施されていない。しかし、2011年3月11日に発生した東日本大震災に伴い、特に夏場の電力が大幅に不足する見込みであることから、政府の電力需給緊急対策本部は、抜本的な電力需給対策の一つとしてサマータイムの導入を提案し、検討するとしている。
一方で、残業の多い日本のビジネススタイルにおいて本当に効果があるのか、また、東西に長い日本において、一律に時間を早めることが可能かどうか、など否定的議論もある。野村総合研究所は、今年夏の電力需給対策として、最大使用電力に上限を課す総量規制が有効だとする一方で、サマータイム導入に関しては、電力需要の抑制効果は限定的との見解を発表している。
(葛西奈津子  フリーランスライター / 2011年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

朝日新聞掲載「キーワード」

サマータイム
日が長くなる夏場、標準時を繰り上げる制度。日中の時間を有効に使う仕組み。省エネや余暇の充実に効果があるとされ欧米の多くの国で導入されている。国全体で開始日に時計の針を一斉に1時間、進める例が多い。日本では戦後、連合国軍総司令部(GHQ)の指導のもとで1948年から4年間実施されたことがある。
(2011-06-25 朝日新聞 朝刊 3総合)

出典:朝日新聞掲載「キーワード」

デジタル大辞泉

サマー‐タイム(summer time)
夏の季節だけ標準時刻を進めて、日照時間を有効に使おうとする制度。日本では昭和23年(1948)から昭和26年(1951)まで実施。夏時間夏時刻DST(daylight saving time)。

出典:小学館
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人事労務用語辞典

サマータイム
日照時間の長い夏の間だけ、時計を標準時より1時間早め、昼の時間を増やそうとする制度。地球温暖化対策の一環として導入が検討されています。
(2007/7/13掲載)

出典:『日本の人事部』
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ワイジェイFX用語集

サマータイム
夏の日の長い期間に時計を1時間進めて昼の時間を長くする制度で、欧米を中心に世界の多くの国が実施しています。省エネ対策や余暇を楽しむ事を目的としています。

出典:ワイジェイFX株式会社
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デジタル大辞泉プラス

サマータイム
1935年のオペラポーギーとベス」の挿入歌作詞:アイラ・ガーシュイン作曲:ジョージ・ガーシュイン。原題《Summertime》。現在はジャズのスタンダード曲として知られ、数多くのミュージシャンが取り上げている。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

さまーたいむ【サマータイム】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

サマータイム【summer time】

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知恵蔵mini

サマータイム
日照時間の長い夏季の一定期間、昼の時間を増やすために時計を標準時より1時間程度早める制度。余暇の充実や省エネの効果があるとされ、欧米諸国を中心に導入されている。日本では1948年に連合国軍総司令部の指示で導入されたが、4年後に廃止された。以後実施されることはなかったが、2020年東京五輪・パラリンピックに向けて、政府は夏場の時間を2時間早めるサマータイムの導入を検討している。猛暑対策や省エネの効果が期待される一方で、労働時間が長くなることや生体リズムへの影響、時刻に関わるコンピューターシステムの改修が必要になることなどが懸念されている。
(2018-8-9)

出典:朝日新聞出版
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日本大百科全書(ニッポニカ)

サマータイム
さまーたいむ
summer time
国や都市などが、夏季の昼間時間が長いことを利用して、法令で標準時を1時間進めた時刻を使用すること。夏時刻法ともいう。1908年イギリスのウィリアム・ウィレットが、時刻を早めればそれだけ早く仕事にとりかかり、したがって早く起き、早く寝ることになり、灯火の節約になるという経済的理由と、新鮮な空気を吸い日光に長時間触れるので健康増進にもなるという主旨で、日光節約法案を議会に提出、否決され、その後も2回提出、否決された。しかし、第一次世界大戦中、突然ドイツが経済上の理由から1916年に夏時刻法を採用し、4月30日午後11時に時計の針を1時間進め、10月1日午前1時に元に戻した。オーストリアも同時にこれを採用、オランダ、デンマークもこれに続いた。イギリスも同年5月21日に時計を1時間進め、10月に元に戻した。続いてヨーロッパ諸国が採用した。戦後もヨーロッパ諸国、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、南アメリカの主要国が採用した。今日、世界で夏時刻を実施している国はアメリカ(州ごとに決める)、ロシア連邦をはじめ約70か国にも及ぶ。日本は1940年(昭和15)燃料節約のうえから問題にされたことがあったが立ち消えとなった。48年政府が国会に夏時刻法を提出、採択され、4月の第1土曜日、午後12時(この年と翌々年からは5月に繰り下げ)から9月第2土曜日に次ぐ日曜日午前0時まで夏時刻法を施行した。しかし夏時刻は日本の風土には適さず、農家をはじめ一般に歓迎されず、4年後に廃止された。[渡辺敏夫]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

サマー‐タイム
〘名〙 (summer time) 夏の間、日照時間を有効に使うため標準時刻を進ませる制度。日本では昭和二三年(一九四八)から同二六年まで実施された。夏時間。夏時刻。夏時刻法。〔アルス新語辞典(1930)〕

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