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サポジラ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

サポジラ
Achras zapota; sapodilla
アカテツ科の常緑高木。チューインガムノキとも呼ばれ,メキシコ,グアテマラホンジュラスなど熱帯アメリカ原産の熱帯果樹の一つで,熱帯地方の各地で栽培されている。径6~10cmの球形または楕円体状の果実がなる。果肉は黄褐色,透明で柔らかく甘みに富み,干し柿に似た香りがある。材から粘性の強いゴム質をとり,これをチクル chicleと呼んでチューインガムの素材とする。

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デジタル大辞泉

サポジラ(sapodilla)

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栄養・生化学辞典

サポジラ
 [Manilkara zapota].カキノキ目アカテツ科の植物.チューインガムの基礎剤となる樹脂チクルの原料をとる.果実は食用になる.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

サポジラ【sapodilla】
アカテツ科の常緑高木で,果実を食用とし,また樹液から特異なゴム質を採取する。熱帯アメリカ原産で,樹高は20m余,葉は暗緑色でにぶい光沢があり,長さ4~15cm,幅2.5~6cm,葉腋(ようえき)から出る花は筒状で目だたず,径約1cm,花弁は6枚で黄白色,夜間強く香る。果実は直径5~10cm,褐色で断面はジャガイモか長形のカキに似ている。果実は黄褐色で多汁,干しガキのような香りがし,カキの種子に似た種子が2~6個入っている。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

サポジラ【sapodilla】
アカテツ科の常緑高木。熱帯アメリカ原産。高さ20メートルに達する。果樹として熱帯各地で栽植される。果実はカキに似て甘く、食用。樹皮からとれるゴム状の乳液を煮つめた固形物はチクルといい、チューインガムの原料とする。チューインガムノキ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

サポジラ
さぽじら
sapodilla
[学]Achras zapota L.
アカテツ科の常緑高木。チューインガムノキ、チクルともいう。熱帯アメリカ原産で、果樹として、また分泌乳液のチクルをとるために熱帯各地で栽培されている。高さ9~12メートル。葉は長楕円(ちょうだえん)形、暗緑色で光沢があり、質は堅く、長さ4~15センチメートル、1.2~2センチメートルの葉柄がある。花は黄白色で筒状、径0.8~1.2センチメートル、夜間に強く香る。果実は卵形ないし球形で径6~10センチメートル、果皮は褐色でざらつく。果実および種子の形、また味など、植物のカキによく似ている。果肉は赤褐色で、肉質は多少ざらつき、黒砂糖に似た強い甘味があり、味や香りが干し柿(がき)に似ている。種子は3~6個あり、長さは1.5センチメートルほどである。
 樹皮に傷をつけて樹液を集め、これを煮つめて天然チクルをつくり、チューインガムの原料とする。コロンブスが1492年新大陸を発見したとき、原地人はすでにチクルガムを噛(か)んでいたという。果実は油で揚げたりして料理され、シャーベットやプレザーブにもされる。樹皮はタンニンを含み、収斂(しゅうれん)剤として薬用のほか、漁網や帆布の染料とする。葉も民間薬に利用される。また、完熟したものは生食される。種子は有毒ともいわれる。
 主産地はメキシコ、グアテマラ、ホンジュラスなどで、温暖多湿の気候でよく育ち、海岸に近い低地帯が栽培の適地である。繁殖は実生(みしょう)、接木(つぎき)、取木による。[星川清親]

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精選版 日本国語大辞典

サポジラ
〘名〙 (sapodilla) アカテツ科の常緑高木。熱帯アメリカの原産で、果樹として暖地で栽植される。幹は高さ二〇メートルぐらいになり、樹皮にゴム質の乳液を含む。葉は光沢のある倒卵形。花は小さな白花で葉腋(ようえき)につく。果実は鶏卵大で、黄褐色または赤褐色、果肉は紅褐色で甘味があり食べられる。樹皮を傷つけて得られる液を煮つめたものをチクルといい、チューインガムの基剤とする。チューインガムのき。

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