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ゴム弾性【ゴムダンセイ】

デジタル大辞泉

ゴム‐だんせい【ゴム弾性】
ゴムのように伸縮のよい性質ゴムの鎖状分子熱運動によって生ずる。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

ゴムだんせい【ゴム弾性】
ゴムなどの高分子物資が示す特異な弾性。小さい力で大きな変形が起こり、力を除くと直ちに元に戻る性質。また、伸びの際に発熱する。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ゴム‐だんせい【ゴム弾性】
〘名〙 ゴムおよびゴム類似物質の示す特異な弾性。金属などの通常の固体にくらべ、常温でのヤング率の値は約一〇万分の一程度で伸びは数百パーセントに及び典型的な高弾性を示す。ゴム物質の鎖状分子の熱運動によるもの。絶対温度の上昇とともにヤング率が増加するのが特徴。

出典:精選版 日本国語大辞典
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化学辞典 第2版

ゴム弾性
ゴムダンセイ
rubber elasticity

ゴムは金属やイオン結晶に比べて高弾性で,その弾性率は1 MPa 程度と小さい.この弾性がゴム弾性で,ゴムに限らずゴム状態にある高分子物質に広くみられるので,ゴム状弾性ともいわれる.その本性は,伸張によってエントロピーの小さい状態になったものが,エントロピーの大きい状態に戻ろうとする回復力である.これをエントロピー弾性という.しかし,すべてがエントロピー弾性であるわけではなく,弾性回復力の温度についての導関数を求める際,体積,長さを一定とみなすと,エントロピーからの寄与を得る.残りは内部エネルギーからの寄与で,これをエネルギー弾性という.エントロピー弾性のポテンシャルは,変形の小さいところではガウス分布の対数になり,長さの2乗に比例してフック弾性を示すが,エネルギー弾性のポテンシャルもフックの法則に従うので,そのことからエントロピー弾性であると結論するわけにはいかない.実験的には,あまり小さくない変形のところで,応力の温度係数が負であることを用いる.すなわち,熱すると縮み,冷やすと伸びる.大きな変形を与えたときにも弾性を保つためには,分子が相互にすべらないように架橋されていなければならない.このため,一般にゴム製品の製造には,架橋(加硫)操作を必要とする.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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