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コルチゾン

デジタル大辞泉

コルチゾン(cortisone)
副腎皮質ホルモンの一。糖質コルチコイドの主なもので、糖質代謝を促進する作用がある。また、抗アレルギー・抗炎症作用もあり、リウマチ性関節炎・気管支ぜんそくなどに用いられる。コーチゾン

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栄養・生化学辞典

コルチゾン
 C21H28O5 (mw360.45).

 副腎皮質で作られるステロイドホルモンで,グルココルチコイドとしての活性がコルチゾールに次いで強い.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

コルチゾン【cortisone】
副腎皮質ホルモンの一つ。副腎皮質ホルモンのうち天然ホルモンとして医薬品に実用化されているのは,コルチゾンとヒドロコルチゾンである。とくにコルチゾンは,1949年ヘンチP.S.Hench,ケンダルE.C.Kendallらによって,リウマチ関節炎患者に対する劇的効果が報告され,内分泌研究・治療のうえで歴史的に有名になったホルモンである。ともに糖質コルチコイドに属し,主として抗炎症作用が広範囲に利用される。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

コルチゾン【cortisone】
副腎皮質より分泌されるホルモンの一。血糖量を高める働きのほか、抗炎症・抗ショック作用をもつ。抗炎症薬として、リウマチ性・アレルギー性疾患のほかネフローゼ症候群の治療など広範囲に適用されるが副作用が強い。コーチゾン。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

コルチゾン
こるちぞん
cortisone
副腎皮質ホルモン(ふくじんひしつほるもん)の一つで、コーチゾンともいい、糖質代謝促進作用をもつ。1936年スイスの有機化学者ライヒシュタインとアメリカの生化学者ケンドルらがウシの副腎から単離した。その後デソキシコール酸からの部分合成および化学的全合成が達成された。現在では、工業的には合成化学と微生物を利用した反応を併用して製造されている。生体内ではコルチゾールから11位ヒドロキシ基の酸化により生成される。
 コルチゾンには抗アレルギー、抗炎症作用があり、神経痛、リウマチ、関節炎、気管支喘息(ぜんそく)、アジソン病のほか、目、皮膚、粘膜の急性炎症をはじめ、アレルギー疾患や慢性皮膚病に使用される。副作用として、むくみ、高血圧、糖尿、無月経などがある。
 その後の精力的な研究により、コルチゾール(ヒドロコルチゾンともいい、副腎皮質より抽出され、コルチゾンよりも強い糖質代謝作用を示す)、1-デヒドロコルチゾンアセテート、1-デヒドロコルチゾール(プレドニソロン)、9α(アルファ)-フルオロコルチゾンアセテートなど、副作用も少なく、優れた抗炎症、抗リウマチ効果のあるコルチコイド(副腎皮質から分離されたステロイド、および類似の作用をもつ物質の総称)が多数合成され、使用されている。日本薬局方にも酢酸コルチゾン、ヒドロコルチゾンをはじめ多数が収載されている。[藤本善徳]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

コルチゾン
〘名〙 ⇒コーチゾン

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