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コイル

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

コイル
coil
線輪ともいう。広い意味では巻線などのように金属線を螺旋 (らせん) 状に巻いたもの一般をさすが,普通は電気回路のインダクタンスをもつ回路素子または磁場を得る装置として用いられるものをいう。円筒状で細長いソレノイドのほか,くもの巣コイル,ハネカムコイル,多層コイルなどがある。磁心の材料として,ケイ素鋼板フェライトなどが用いられる。

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デジタル大辞泉

コイル(coil)
針金などをぐるぐる巻いたもの。
電気の導線をらせん状に巻いたもの。線輪

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監修:松村明
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デジタル大辞泉プラス

コイル
ゲームソフト、アニメ『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター。じしゃくポケモン、「でんき・はがね」タイプ、高さ0.3m、重さ6.0kg。特性は「じりょく」「がんじょう」、かくれ特性は「アナライズ」。後に「レアコイル」に進化する。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

コイル【coil】
導線を巻いて構成した電気装置の部分,あるいは電気回路素子。線輪ともいう。モーター(電動機),変圧器などに用いられる。電気回路の素子として使用される電磁誘導素子がほとんどすべてコイルを用いているため,コイルというとこの素子を指すこともある。コイルに電流を流すことによって発生する磁束の通路が,空気や非磁性材料絶縁物である空心コイルと,磁性材料である有心コイルに分けられる。磁心には鉄,ケイ素鋼,フェライトなどが用いられる。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

コイル【coil】
線を円形または円筒形に巻いたもの。
〘電〙 導線をのように巻いたもの。インダクタンス素子として用いる。線輪。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

コイル
こいる
coil
電気導線を円筒状に巻いたもの。線輪(せんりん)ともいう。コイルに直流電流を流すと、巻き数と電流の強さの積に比例した磁界を生じる。いわゆる電磁石はコイルの中央に鉄心を入れたものである。このコイルに流れる電流が変化すると、電流の変化を妨げるような起電力がコイルに生じる。この起電力は電流の変化率に比例し、交流電流に対しては抵抗と同じ役割をする誘導性リアクタンスとして、周波数に比例して働くが、その比例定数をインダクタンスとよぶ。インダクタンスを形成するコイルを誘導子ともいい、大別すると有心型と空心型に分けられる。有心型はコイルの中央に金属磁性体か酸化物磁性体の磁心を入れ、インダクタンスを大きくしたものである。この場合、金属磁性体磁心は渦(うず)電流による損失が大きいので、10キロヘルツ以上の周波数ではほとんど用いない。逆に10キロヘルツ以下では、酸化物磁性体磁心は飽和磁化、透磁率が小さいので、金属磁性体磁心がおもに使われる。空心型はコイルの内部に磁心を含まない。インダクタンスは小さく、高周波用のチョークコイルなどに使用されるほか、大電力が要求される電力用の直列リアクトルにも、磁心による飽和現象を避けるために使われる。
 コイルの巻き方には、単層巻きと多層巻きとがある。コイルのインダクタンスは巻き数の2乗に比例するので、大きなインダクタンスを得るためには多層巻きが有利である。しかし、巻き数が多くなると分布キャパシタンスが大きくなることから、とくに高い周波数域では巻き方がむずかしくなる。このため、バンク巻き、ハニカム巻き、パイファイラ巻きなど、キャパシタンスを小さくする巻き方がくふうされている。大電力用の場合は電気導体もそれなりに太くなり、板棒状の銅を積み上げて各層を接合させる巻き方をすることもある。高周波用にはホルマール線などを用い、周波数が高くなるにつれ細い線を用いる。
 磁心に用いる金属磁性材料には、ケイ素鋼板、パーマロイ、パーミンバールなどがある。いずれも商用周波数、可聴周波数など低い周波数域で用いられ、渦電流による損失を減らすため、薄板を積み重ねた成層磁心としている。酸化物磁性材料としては、高周波域ではフェライトが用いられ、さらに高い周波数域では圧粉鉄心が用いられる。[岩田倫典]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

コイル
〘名〙 (coil) 銅線をらせん状に巻いたもの。電流を通じることによって磁場を生ずる。〔物理学術語和英仏独対訳字書(1888)〕
※断水の日(1922)〈寺田寅彦〉「コイルの巻数や銅線の大きさなどが全くいい加減に出来て居て」

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