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グアニン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

グアニン
guanine
C5H5N5O 。2-アミノ-6-オキシプリン。核酸の構成成分であるプリン塩基の一つ。海鳥の糞の堆積物グアノの中にカルシウム塩として多量に含まれていることからこの名がある。弱塩基性結晶。分解点 365℃。水には溶けにくいが酸や塩基にはよく溶ける。塩酸の作用でヒポキサンチンとなる。

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デジタル大辞泉

グアニン(guanine)
核酸を構成するプリン塩基の一。DNARNAの両方に含まれ、DNA中ではシトシン塩基対をつくる。グアノから発見された。

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栄養・生化学辞典

グアニン
 C5H5N5O (mw151.13).

 プリン塩基の一つ.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

ぐあにん【グアニン】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

グアニン【guanine】
プリン塩基の一。化学式 C5H5N5O 核酸を構成する成分の一つで、 DNA の二重螺旋らせんの中ではシトシンと水素結合して塩基対をつくっている。略号 G 。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

グアニン
ぐあにん
guanine
プリン環構造をもつ複素環式化合物の一種で、2-アミノ-6-ヒドロキシプリンである。生物体内ではグアノシン三リン酸(GTP)や核酸などの重要な生体物質の構成成分として存在している。分子量151.13。無色の固体で、加熱により分解するため融点は未決定である。水に不溶、有機溶媒にも難溶であるが、酸やアルカリにはよく溶ける。
 1844年に鳥の糞(ふん)(グアノ)の中に存在することが発見され、2年後の1846年に組成が決定された。さらに約40年後に核酸のプリン塩基成分として含まれていることがわかり、核酸の加水分解物中にみいだされた。
 なお、うま味調味料として知られるグアニル酸は、グアニン、D-リボース、リン酸の結合したヌクレオチド(核酸を構成する構造的単位)である。[笠井献一]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

グアニン
〘名〙 (guanine) 核酸を構成するプリン誘導体の一つ。化学式 C5H5ON5 水に溶けないが、酸、アルカリに溶けやすい。核酸の構成成分の一つで、哺乳類の肝臓、膵臓(すいぞう)、魚類のうろこ、グアノなどに含まれる。

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化学辞典 第2版

グアニン
グアニン
guanine

2-amino-6-hydroxypurine.C5H5O(151.13).プリン誘導体の一つ.生体内ではアデニンとともに核酸のプリン塩基として存在する.2種類の互変異性体があるが,主としてケト形で存在する.2,4,5-トリアミノ-6-オキシピリミジンギ酸とともに加熱して閉環させると得られる.融点365 ℃(分解).λmax 248 nm(ε 10.7,pH 6.2).結晶性はよく,水に可溶,有機溶媒にほとんど不溶.塩酸あるいは亜硝酸で処理するとキサンチンを生成する.[CAS 73-40-5]

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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