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キログラム

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

キログラム
kilogram
(1) 質量SI基本単位。記号は kg。 1kgは国際キログラム原器の質量で 1000グラムに等しい。キログラムは人工的な原器によって定義されている唯一の基本単位である。元来キログラムは標準気圧のもとで最大密度をもつ約4℃の純粋の水 1dm3 の質量と定められ,18世紀末キログラム原器が作製された。のちに精密測定の結果,この原器の質量は前記の純水1 dm3 の質量より約 27mg大きいことが明らかとなったので,19世紀末純水1 dm3 の質量とは無関係に,この原器の質量によって 1kgを定義することになった。 (→グラム ) (2) 重力単位系における力の単位。正しくは重量キログラムまたはキログラム重。記号は kgwまたは kgfであるが工業分野では慣用的に kgと略記することがある。

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知恵蔵

キログラム
SIの基本単位の1つで、「国際キログラム原器の質量に等しい質量の単位」と定義されている(1901年、国際度量衡総会)。国際キログラム原器は、白金90 %、イリジウム10 %の合金でできた直径39 mm、高さ39 mmの円柱体で、パリ郊外にある国際度量衡局の地下室に保存されている。もともとこの原器は、1 dmデシミリ立方の最大密度の純水の質量と等しくなるように作られたものであるが、再現性、安定性の点から原器そのものを単位の基準とすることが決められた。メートル法創設時には、質量の単位を「グラム」とする計画だった。このため、現在の単位には初めから「キロ」という接頭語がつくという変則形となったが、SIでは質量に限ってこの特例を認めている。
(今井秀孝 独立行政法人産業技術総合研究所研究顧問 / 2008年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

世界大百科事典 第2版

キログラム【kilogramme】
メートル法の質量の単位。1000gを意味し,記号はkg。その大きさの定義には次のような変遷があった。1795年にフランスでメートル法が初めて制定された際,質量の基本単位はグラムであり,そのグラムの定義から換算して,キログラムは〈最大密度にある蒸留水1立方デシメートルの質量〉であった。この定義に基づいて白金製の円柱型分銅が99年に作られたが,これは上記定義のキログラムの大きさを最も精密に表す分銅であり,その保管場所の国立史料館Archives nationalesの名を付けてキログラム・デ・ザルシーブという。

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単位名がわかる辞典

キログラム【kilogramme〈フランス〉】
質量の国際単位。記号は「kg」。国際キログラム原器の質量を1kgとする。1kgは1000g。国際キログラム原器は白金90%、イリジウム10%の合金でできた直径・高さとも39mmの円柱体。1799年に4℃の純水1dm3の容積がもつ質量と定義され、確定キログラム原器がつくられたが、1889年の第1回国際度量衡総会で現在の原器に改められた。

出典:講談社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

キログラム
きろぐらむ
kilogrammeフランス語
メートル法および国際単位系(SI)の質量の基本単位。国際キログラム原器の質量と定義されている。記号はkg。国際キログラム原器は、高さおよび直径がそれぞれ39ミリメートルの円柱形の分銅で、材質は白金90%、イリジウム10%の合金である。メートル法創設当時の計画では、1立方デシメートルの最大密度の水の質量とする予定であったが、1880年、最初につくられた原器はやや重くできてしまった。しかし水の密度の測定精度にも問題があるので、国際的なキログラムは、この最初の原器に基礎を置くということになり、1885年新しい原器がいくつかつくられ、そのうち最初の原器と一致したものが国際キログラム原器とされた。そのほかのものはこの国際原器と比較され、各国の原器として配布されている。
 キログラムは基本単位でありながら、1000を意味する接頭語がついている。これは、最初はグラムを基本単位とする計画であったからで、原器がその1000倍につくられたため、キログラムを単位としてしまった。そこで国際単位系では、キログラムにはさらに接頭語をつけず、グラムにだけつけると定めている。[小泉袈裟勝・今井秀孝]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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