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キョンジュ(慶州)市【キョンジュ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

キョンジュ(慶州)〔市〕
キョンジュ
Kyǒngju
大韓民国(韓国),キョンサンプク(慶尚北)道の南東部にある市。1955年市制。テベク(太白)山脈とトハム(吐含)山地に挟まれたキョンジュ盆地にある。古くは辰韓の斯盧国の地で,三国時代,統一時代を通じて新羅の王都であった。高麗時代にはトンギョン(東京)が,李氏朝鮮(→朝鮮王朝)でも慶尚道の観察使営が置かれて,ヨンナム(嶺南)地方の行政,文化の中心であった。1661年観察使営がテグ(→テグ〈大邱〉直轄市)に移ったために,地方的な中心地にとどまる。盆地と周辺の山地に多数の遺跡があり,市の全域が国立公園に指定されている。王城跡,山城跡のほか武烈王の王陵(武烈大王陵)など多数の古墳がある(→慶州古墳群)。仏教の隆盛を伝える史跡,文化財も多い。2000年キョンジュの歴史地区として世界遺産の文化遺産に登録。特に 1995年に世界遺産に登録されたトハム山にある仏国寺石窟庵は,壮麗な伽藍と円熟した仏像群で知られている。また 2010年には 14~15世紀の住宅様式が残るヤンドン(良洞)村が,アンドン(安東)市のハフェ(河回)村とともに歴史的村落として世界遺産の文化遺産に登録された。特産物に法酒がある。チュンアン(中央)鉄道と高速道路でソウル特別市,プサン(釜山)市と結ばれている。面積 1324km2。人口 27万4295(2008推計)。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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