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カント

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

カント
Canth, Minna
[生]1844.3.19. タンペレ
[没]1897.5.12. クオピオ
フィンランドの女流作家,劇作家。本名 Ulrika Vilhelmina Canth。旧姓 Johnsson。フィンランド文学史上初めてコミュニストを登場させた作品を発表,社会問題提起の劇作家として知られる。学生時代に恩師の J.F.カントと結婚,35歳のとき夫と死別,7児の母として商店経営,地方新聞編集,作にたずさわる。処女作『小説と物語集』 Novelleja ja Kertomuksia (1878) ,戯曲『家宅侵入』 Murtovarkaus (82) は成功作とはいえないが,教会および社会の不正を摘発する現実主義的立場に立ち,この姿勢は終生変らなかった。戯曲『労働者の妻』 Työmiehen Vaimo (85) はその味で文学的論議よりも社会的論議の対象となった。 1880年代後半は戯曲から遠ざかり,短編小説『ハンナ』 Hanna (86) ,『貧民』 Köyhää kansaa (86) ,『秘密の暗礁』 Salakari (87) ,『法律では』 Lain mukaan (89) ,『商人ロポ』 Kauppa-Lopo (89) に充実をみせた。晩年には『牧師の家庭』 Papin perhe (91) ,『シュルビ』 Sylvi (93) ,『アンナ・リーサ』 Anna Liisa (95) などの戯曲を残す。 J.アホと並んで近代フィンランドのリアリズム文学を代表する一人。全集 (1917~20) ,選集 (53) がある。

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カント
Kant, Hermann
[生]1926.6.14. ハンブルク
ドイツの作家。電気工となり,第2次世界大戦に参加,ポーランドで捕虜生活をおくる。戦後,大学に学びフンボルト大学講師。主著講堂』 Die Aula (1965) ,1983年に映画化された『滞在』 Der Aufenthalt (77) 。

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カント
Kant, Immanuel
[生]1724.4.22. ケーニヒスベルク
[没]1804.2.12.
ドイツの哲学者。近世哲学を代表する最も重要な哲学者の一人であり,またフィヒテ,シェリング,ヘーゲルと展開した,いわゆるドイツ観念論起点となった哲学者。批判的 (形式的) 観念論,先験的観念論創始者。 1740~46年生地の大学で神学,哲学を学んだ。卒業後,家庭教師を長い間つとめ,55年ケーニヒスベルク大学私講師。その後,エルランゲン,イェナ各大学から招かれたが固辞し,70年ケーニヒスベルク大学の論理学,形而上学教授となった。 96年老齢のため引退。主著『純粋理性批判』 Kritik der reinen Vernunft (1781) ,『実践理性批判』 Kritik der praktischen Vernunft (88) ,『判断力批判』 Kritik der Urteilskraft (90) 。

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デジタル大辞泉

カント(cant)
斜面の意》鉄道線路道路の曲線部における、外側部分と内側部分との高さの遠心力車両が外側に出るのを防ぐために設ける。

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カント(Immanuel Kant)
[1724~1804]ドイツの哲学者。あらゆる権威の徹底的批判を根本精神とする批判哲学を大成し、近代哲学とよばれる。理性の理論的認識能力の批判によって客観的認識の可能な領域を経験の世界に限定して科学的認識の成立根拠基礎づけると同時に、神・自由などの形而上学的対象を実践理性の要請として位置づけて、道徳的価値や美的判断の根拠をも明らかにすることにより、文化諸領域を基礎づけた。著「純粋理性批判」「実践理性批判」「判断力批判」など。

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世界大百科事典 第2版

カント【Can Tho】
ベトナム南端,メコン・デルタ上の都市。人口21万6000(1992)。メコン川の大きな支流ハウ・ジャン川に沿い,河口から約75kmさかのぼった所にある。付近は土地低平で稲の2回移植地域にあたり,米の集散が盛んで,魚類の取引も活発である。市街はハウ・ジャン川右岸に発達し,水の都ともいわれ,地方水運に従う船の往来でにぎわう。【別技 篤彦】

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カント【Minna Canth】
1844‐97
フィンランドの小説家。35歳で夫と死別し7児の母として創作に入り,イプセン,ストリンドベリ,ゾラの影響で,女性・貧民の地位向上と啓蒙を意図して,教会・社会の不正を糾弾する気迫に満ちた戯曲と小説を残した。とくにフィンランド写実主義文学の代表的作品とされる《労働者の妻》(1885)は社会的論議を沸かし,婦人の地位向上に大きく寄与した。終生ペンによる女性解放の姿勢を貫いた。【高橋 静男

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カント【Immanuel Kant】
1724‐1804
ドイツの哲学者。西欧近世の代表的哲学者の一人。東プロイセンの首都ケーニヒスベルク(現,ロシア領カリーニングラード)に馬具商の長男として生まれ,幼児期に敬虔主義の信仰篤(あつ)い母から大きな影響を受ける。当地のフリードリヒ学舎を経てケーニヒスベルク大学に学び,当時ドイツの大学を支配していたライプニッツ=ウォルフの哲学に触れるとともに,師M.クヌッツェンの導きのもとに,とりわけニュートン物理学に興味を寄せる。

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大辞林 第三版

カント【cant】
道路や線路の曲線部で、外側を内側より高くしたもの。また、その傾き。遠心力で車が走路外にとび出そうとするのを防ぐ。
自転車競走の走路の傾斜部分やバンク。

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カント【cunt】
女性の性器。

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カント【Immanuel Kant】
1724~1804 ドイツの哲学者。自然科学的認識の確実さを求めて認識の本性と限界を記述する批判哲学を創始。これにより合理論と経験論とを総合するとともに「コペルニクス的転回」を果たす。また、実践的観点からの形而上学の復権を図り、ドイツ観念論に決定的刺激を与えた。主著「純粋理性批判」など。

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精選版 日本国語大辞典

カント
〘名〙 (cant)
① 鉄道線路の曲線部における外側のレールと内側のレールとの高さの差。列車の遠心力による脱線転倒を防ぐために、外側のレールは内側のレールよりも高く敷設してある。
② サイクリング、オートレースなどの競走路の曲線部における外周と内周との高さの差。

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カント
(Immanuel Kant イマヌエル━) ドイツの哲学者。ケーニヒスベルクに生まれ、ケーニヒスベルク大学の教授となり、同地で没した。認識論における経験主義と合理主義を総合する見地に立って、学的認識の成立条件と限界を画定し、それに照らして従来の形而上学のあり方を批判した。同時に、道徳の原理を良心の自律に求め、その上に宗教を基礎づけようとした。主著「純粋理性批判」「実践理性批判」「判断力批判」「永久平和論」「道徳形而上学」「人間学」。(一七二四‐一八〇四

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旺文社世界史事典 三訂版

カント
Immanuel Kant
1724〜1804
ドイツの近代哲学の大成者
プロイセン王国のケーニヒスベルクの馬具匠の子として生まれ,ケーニヒスベルク大学でニュートン物理学を学んだ。1755年,ラプラースに先だって星雲説を述べた。1770年,ケーニヒスベルク大学教授となり,イギリス経験論とデカルト的合理主義哲学を総合し,自然や道徳を神学から遮断し,ドイツ観念論哲学をうちたてた。主著『純粋理性批判』(1781),『実践理性批判』(1788),『判断力批判』(1790)は3批判書と呼ばれる。彼は経験論・合理論のいずれもが独断的であるとして,認識の可能性や限界を明らかにするため批判主義の立場にたった。認識能力の限界を究明批判して,決定論をさけた彼の方法は批判哲学と称された。また激動の時代に際し,国際平和という理念から『永久平和論』を著した。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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