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カリフォルニア州【カリフォルニア】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

カリフォルニア〔州〕
カリフォルニア
California
アメリカ合衆国西部,太平洋岸の州。合衆国で最大の人口をもつ。州都はサクラメント。初期の入植者はスペイン人で,1769年,太平洋岸一帯の地をまとめて,サンディエゴに中心をおいた。 1841年以後アメリカからの移民が増し,46年には北西地方がアメリカ領となり,カリフォルニアも独立を宣言した。同年アメリカはメキシコに宣戦し,翌年終戦とともにこの地方を合併した。 49年ゴールド・ラッシュにより人口が流入,50年第 31番目の州となった。南はメキシコに接し,東はネバダ,アリゾナの両州,北はオレゴン州である。州東部にはシエラネバダ山脈,太平洋岸には海岸山脈が走り,その間サクラメント川,サンホアキン川の流域に平野がある。気候は地域差が大きく,北西部には年降水量 4000mmをこえるところもあるが,東部および南西部は乾燥気候である。沿岸部は温和な地中海性気候のところが多い。先住民族インディアンの文化やスペイン植民者の影響は少く,現在のスペイン的要素は 20世紀に入ってからのメキシコ移民がもたらしたもの。サンフランシスコ付近にアイルランド,イタリア移民が住みつき,のちに発展したロサンゼルス付近にはメキシコ人,日本人などが入植。かつては東洋人に対する差別が激しく,第2次世界大戦中には,約9万 2000の日系人のほとんどが内陸部の収容所に移された。戦後,黒人やメキシコ人も増加し,ロサンゼルスのような大都市では少数民族地区のスラム化が目立った。初期の産業は鉱業と農業であったが,近年は,金,銀,オレンジ,ブドウなどに代って石油の産額が大きい。鉄,石炭を欠くため工業の発展が遅れたが,第2次世界大戦中の軍需工業,そして石油時代の到来によって重工業は大発展をとげ,州の主産業になった。現在も従来の食品加工,映画製作などに加えて,航空機およびその部品,造船,電気機械,その他多種類の工業が発達,特にサンフランシスコ南東のシリコンバレーにおける半導体生産は有名。 1989年サンフランシスコ一帯の大地震で被害を受け,92年ロサンゼルスで合衆国史上最大の黒人による暴動事件が起きた。面積 41万793km2。人口 3725万3956(2010)。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

カリフォルニア(California)
米国、太平洋岸の州。州都サクラメント。果実の大産地。ロサンゼルスサンフランシスコなど大都市が多く、工業も盛ん。ヨセミテキングズキャニオンなどの国立公園や自然保護区も多い。1848年までメキシコ領。加州。→アメリカ合衆国補説

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