Rakuten infoseek

辞書

オルト効果

法則の辞典

オルト効果【ortho effect】
芳香族化合物において,A,B,2種の置換基が隣接位置(オルト位)に結合している場合に,化学反応や物理的性質に,メタ位やパラ位に結合した場合にはみられない異常な影響が出現することがあり,これをオルト効果という.原因には主として立体的なものが考えられるが,ほかにもいろいろな原因となるものがあるらしい.

出典:朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

オルト効果
おるとこうか
ortho effect
ベンゼン誘導体の反応に際して、反応する基の反応あるいは作用に対して、隣接するオルト位の置換基が及ぼす影響のことをいう。たとえば、トルエンの側鎖のメチル基CH3-を過マンガン酸カリウムで酸化して安息香酸とするとき、メチル基のオルト位に置換基があると酸化されにくい。
 また、N,N-ジメチルアニリンは、ハロゲン化アルキルと反応して第四アンモニウム塩を生成するが、両方のオルト位に置換基をもつジメチルアニリンは第四アンモニウム塩を形成しにくい。
 これらの現象は一般にオルトの置換基の立体効果として理解される。[徳丸克己]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

オルト効果」の用語解説はコトバンクが提供しています。

オルト効果の関連情報

他サービスで検索

「オルト効果」のスポンサー検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE GROUP, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.