Rakuten infoseek

辞書

オリビエ【おりびえ】

日本大百科全書(ニッポニカ)

オリビエ(Emile Ollivier)
おりびえ
Emile Ollivier
(1825―1913)
フランスの政治家。二月革命が起こると、共和派政治家の父親が内務大臣のルドリュ・ロランと親交があったことから、人民総務長官に任命され、ついで知事となり、弁護士から若くして政界に入った。第二帝政のもとで立法府議員に選出され、当初反政府派であったが、1860年代に入って皇帝が自由主義的になると、協力的になった。1870年1月、皇帝の要請によって内閣を組織するとともに、法務大臣についた。プロイセンとの戦争(プロイセン・フランス戦争、1870~1871)が始まって1か月もたたない1870年8月、軍事的敗北と右翼勢力の台頭のなかで、オリビエ内閣は倒れた。そして9月の初め、セダンの戦いの敗北によって第二帝政は崩壊した。オリビエはその後政界を離れ、アカデミー会員として著作活動を続けた。著書は第二帝政に関するもので『一月二日内閣』『自由帝制』などがある。[本池 立]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

オリビエ」の用語解説はコトバンクが提供しています。

オリビエの関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.