Rakuten infoseek

辞書

オホーツク海高気圧【オホーツクかいこうきあつ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

オホーツク海高気圧
オホーツクかいこうきあつ
Okhotsk high
おもに夏季にオホーツク海で形成される停滞性の高気圧。日本の梅雨は,このオホーツク海高気圧と太平洋高気圧の間にできる梅雨前線によるものだが,オホーツク海高気圧の年ごとの出現は変動が大きく,梅雨期間でも現れないことがある。対流圏上層では偏西風帯の気圧の尾根や高気圧になっていることが多く,下層では低温多湿で海洋性寒帯気団を形成する。この高気圧から吹き出す北東風は東北地方の太平洋側などでやませと呼ばれ,梅雨寒や農作物の冷害をもたらす。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

オホーツクかい‐こうきあつ〔‐カウキアツ〕【オホーツク海高気圧】
オホーツク海付近を中心に発達する高気圧。5月下旬に発生し、6月に最盛期になる。湿った冷たい北東風を日本にもたらす。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

おほーつくかいこうきあつ【オホーツク海高気圧】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

オホーツクかいこうきあつ【オホーツク海高気圧】
オホーツク海方面に中心をもつ高気圧。梅雨期によく現れる。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

オホーツク海高気圧
おほーつくかいこうきあつ
オホーツク海に現れる高気圧。主として5月下旬ごろから7月の前半にかけてよく出現する。中心がオホーツク海になくても、その近傍にある場合には、同じ名前でよばれる。上空では偏西風波動の気圧の尾根や切離(せつり)高気圧が対応していることが多く、その場合には、その部分は背の高い温暖高気圧である。しかし下層は冷湿な海洋性寒帯気団(オホーツク海気団)で占められており、本州の東北地方や北海道に冷たい北東風(これを「やませ」とよぶ地方が多い)となって吹き込んでくる。この高気圧が優勢で停滞期間が長いと、梅雨が長引いたり、冷夏になったりして冷害がおこる。ほかの季節にも一時的に現れることがあり、梅雨に似たぐずついた天気をもたらす。[倉嶋 厚]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

オホーツクかい‐こうきあつ ‥カウキアツ【オホーツク海高気圧】
〘名〙 オホーツク海付近を中心に発達する高気圧。六月~七月頃の梅雨期に北東の冷湿な風を日本にもたらし、この風が吹き続くと東北地方や北海道地方に冷害が起こりやすい。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

オホーツク海高気圧」の用語解説はコトバンクが提供しています。

オホーツク海高気圧の関連情報

他サービスで検索

「オホーツク海高気圧」のスポンサー検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE GROUP, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.