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エチルアルコール

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

エチルアルコール
ethyl alcohol
エタノールともいう。化学式 C2H5OH 。各種アルコール飲料に含まれているため,酒精とも呼ばれる。日本酒 15%,ビール2~6%,ウイスキーには 35~43%含まれる。デンプン,糖の発酵によって生成され,副生成物としてフーゼル油を生じる。蒸留によって精製する。純粋なアルコールは沸点 78.3℃。水と自由に混合し,また水と共沸混合物をつくる。吸湿性があるので,アルコール脱水には注意を要する。脱水には酸化カルシウムが用いられる。さらに金属カルシウム,またはマグネシウムを加え,蒸留して微量の水分を除く。工業的にはベンゼンを加え,蒸留することによって水を3成分 (水,アルコール,ベンゼン) として留去する。エチルアルコールは水および他の有機溶媒と自由に混合する。無機物もある程度溶解する。通常,市販無水アルコールは 99.11%以上のものをいう。還元されにくく,酸化するとアセトアルデヒドを経て酢酸を生成する。

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栄養・生化学辞典

エチルアルコール

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世界大百科事典 第2版

エチルアルコール【ethyl alcohol】
単にアルコールとよばれることが多く,またエタノールethanolともいわれる。化学式C2H5OH。各種のアルコール飲料に含まれているので酒精spirit of wineともいう。酒として有史以前から人類に親しまれていたが,酒酔いの原因であることが確かめられたのは15世紀である。
[性質]
 揮発性で,特異な芳香と味をもつ無色の液体。麻酔性がある。融点-114.5℃,沸点78.32℃,比重0.79(30℃)。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

エチルアルコール【Äthylalkohol】

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日本大百科全書(ニッポニカ)

エチルアルコール
えちるあるこーる

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精選版 日本国語大辞典

エチルアルコール
〘名〙 (Äthylalkohol) 脂肪族飽和アルコールの一つ。化学式 C2H5OH 無色透明で芳香のある液体。天然にはエチルエステル、エーテルなどとして存在。工業的にはでんぷんの発酵によってつくられたが、現在はエチレン、アセチレンから合成されるようになった。消毒・殺菌作用、大脳の制止機能の抑制作用などがある。アルコール飲料、溶剤、不凍剤、燃料、医薬品、分析用試薬などに用いられるほか、酢酸エチル、エチルエーテル、クロロホルム、ヨードホルムなどの化学工業原料として重要。単に「アルコール」という場合にはこれをさす場合が多い。エタノール。酒精。

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