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エキスパートシステム【えきすぱーとしすてむ】

デジタル大辞泉

エキスパート‐システム(expert system)
専門知識を体系化してコンピューターに記憶させ、推論問題解決などを自動的に行わせるシステム。ES

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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栄養・生化学辞典

エキスパートシステム
 過去多くの事例判断データを保存して,問題に対してコンピューターを使って最適な解を得ようとするシステム.

出典:朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
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IT用語がわかる辞典

エキスパートシステム【expert system】
ある特定分野の専門家の推論や判断を模倣することを目的とするコンピューターシステム。人工知能(AI)の応用例のひとつ。医療診断や発電所などの大規模設備の故障診断に用いられる。◇頭文字から「ES」ともいう。

出典:講談社
(C)Kodansha 2011.
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世界大百科事典 第2版

エキスパートシステム【expert system】
エキスパートシステムは,人間知性を用いなければ解けないような特定分野の高度な問題を解決するために,専門家の経験的知識をコンピューターに組み込んで,人間に代わって,あるいは人間を支援して問題解決を遂行することを目的としたシステムである。専門家システムということもある。これは,人工知能研究の中で開発された理論技術現実問題への適用を目指す点,対象領域の専門家の知識が問題解決に重要な役割を果たす点において,それ以外のコンピューターシステムと異なっている。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

エキスパートシステム【expert system】
特定分野の専門的な知識・問題解決の方法を体系化し、コンピューターに推論を行わせるシステム。医療診断や LSI の設計などに用いられる。専門家システム。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

エキスパートシステム
expert system
専門家が有する知識を知識プログラム言語によって表現し,診断や設計といったタスクで利用できるようにすることで,専門的な問題解決サービスを提供するシステム。専門家システムともいう。アメリカ合衆国,スタンフォード大学のエドワード・A.ファイゲンバウムが提唱した知識工学を具現したものとして位置づけられ,1965年に同大学に設立されたヒューリスティック・プログラミング・プロジェクト HPPなどで研究開発が進んだ。有機化合物の化学構造式を推定する DENDRALが最初のエキスパートシステムとされ,医療診断エキスパートシステムの MYCIN(1974完成)なども知られる。1980年頃にはエキスパートシステムの商用化が盛んに試みられ,日本の第5世代コンピュータプロジェクトにも影響を与えた。エキスパートシステムは,「このような場合にはこのようにせよ」というルール形式で書かれた知識を集積した知識ベースと,与えられた問題を知識ベースの内容に基づいて解決する推論エンジンから構成される。知識ベースの内容は自然言語の表現に近かったが,専門家がその内容を直接記述し管理するのは困難であったので,専門家にインタビューし,そこで得た膨大な情報を集積する人手が不可欠であった。そのため,エキスパートシステムのアプローチは知識の獲得と管理に隘路があるとみなされ,限定的にしか成功しなかった。これにより人工知能は冬の時代を迎えたが,背景にある知識工学という考え方はオントロジーや知識マネジメントに引き継がれた。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)

エキスパートシステム
えきすぱーとしすてむ
expert system
人工知能研究の応用の一つであり、エキスパート(専門家)の知識をコンピュータに取り入れ、問題解決を図るシステムをいう。知識を表現して利用するシステムであることから、知識ベースシステムともいわれる。ここでいう「知識」とは情報を体系化したものであり、たとえば「~ならば、~になる」などの命題の集まりからなる。人間の知能全般にかかわるわけではなく、特定の対象領域を定めて、その範囲内で問題解決などを行わせるシステムを目ざすところから、エキスパートシステムとよばれる。1980年代はとくに盛んに研究開発されたが、人間の知識をコンピュータ上に表現することのむずかしさ、また、その知識を利用する推論のむずかしさなどから、人間の専門家の水準に至ることは困難で、現在では表面的には研究開発は下火になっている。しかし、さまざまなスケジューリングや工場の制御システムなどに埋め込まれる形で着実な成果をあげているものも多い。[田村浩一郎]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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