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ウイルス【ういるす】

知恵蔵

ウイルス
生物の細胞内だけでしか増殖できない感染性の病原体。細胞構造をもたず、粒子状ないし膜状のコートたんぱく質の内部に1本ないし2本鎖の核酸を遺伝情報としてもち、感染した細胞の核酸合成系・たんぱく質合成系を利用して増殖する。感染する生物に応じて植物ウイルス、動物ウイルス、細菌ウイルス(バクテリオファージ)に、また、核酸の違いに応じて、DNAウイルスRNAウイルスに分類することができる。レトロウイルスはRNAウイルスの1種であるが、逆転写酵素をもち、RNAから2本鎖DNAを合成して、感染細胞のDNAに組み込むことができる。多くの発がんウイルスのほか、エイズウイルスがこれに当たる。ウイロイドはウイルスよりもさらに単純な構造の病原体で、300〜600塩基対の短い1本鎖の核酸だけからなる。ジャガイモや柑橘類などの矮化を引き起こすものが多い。
(垂水雄二 科学ジャーナリスト / 2007年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

パソコンで困ったときに開く本

ウイルス

出典:(株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本

デジタル大辞泉

ウイルス(〈ラテン〉virus)
《毒の意》光学顕微鏡では見ることができず、細菌濾過(ろか)器を通過してしまう病原体。生物と無生物の中間形とされ、大きさは20~300ナノメートル。外殻はたんぱく質からなり、内部に遺伝子のDNAまたはRNAを含む。単独では生命活動を営めず、生きた細胞に寄生して生活・増殖する。濾過性病原体バイラスビールス
コンピューターウイルス」の略。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
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農林水産関係用語集

ウイルス
インターネット等を介してコンピュータに入り込み、意図的に悪影響を及ぼすように作られたプログラム。悪質なものは、プログラム、データ等のファイルの破壊などを引き起こす。

出典:農林水産省

栄養・生化学辞典

ウイルス
 細胞に比べてはるかに小さい生物で,生物としての最小単位と考えられる.動物,植物,細菌いずれにも感染する.

出典:朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
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DBM用語辞典

ウイルス【virus】
明らかに悪意で持って、ネットワーク上に、ばら撒かれるプログラムで、感染したコンピュータのファイルやシステム全体を破壊し、動作不能にしてしまうものもある。

出典:(株)ジェリコ・コンサルティング
Copyright (C) 2010 by Jericho Consulting Co.,Ltd. All Rights Reserved
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妊娠・子育て用語辞典

ういるす【ウイルス】
人や動物の病気の原因などになるもの。自分では増えることができず、人や動物などの「宿主」の体内の細胞にもぐりこみ、自分のコピーをつくらせ、悪さをします。また、のどなど粘膜で悪さをするウイルス、腸の中で悪さをするウイルスなど、それぞれ、ウイルスには「好みの場所」があったりします。インフルエンザはしか(麻しん)、水ぼうそう水痘)などの病気は、すべてウイルスによるものです。

出典:母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」指導/妊娠編:中林正雄(愛育病院院長)、子育て編:多田裕(東邦大学医学部名誉教授)
Copyright(c) 2010 Mothers' and Children's Health and Welfare Association. All Rights Reserved.
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情報セキュリティ用語辞典

ウイルス
通商産業省告示の「コンピュータウイルス対策基準」によると、自己伝染機能・潜伏機能・発病機能を1つ以上有するプログラムを指す。ワームやトロイの木馬も、広義のウイルスに含まれる。

出典:教育ネットワーク情報セキュリティ推進委員会(ISEN)
Copyright (c) ISEN. All rights reserved.
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IT用語がわかる辞典

ウイルス【virus】
「コンピューターウイルス」の略。⇒コンピューターウイルス

出典:講談社
(C)Kodansha 2011.
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世界大百科事典 第2版

ウイルス【virus】
ビールス,バイラスなどとも発音される。核酸(DNAもしくはRNA)とタンパク質からなる,細菌よりも小さな一群の病原体。遺伝情報を担う核酸がタンパク質の外被におおわれた構造をもち,それぞれのウイルスに特有の宿主となる細菌や生物の細胞に寄生して,宿主のタンパク質合成能やエネルギーを利用して,自己増殖を行う。ウイルスは,その大きさが数十~数百nmときわめて小さく単純であることと,単独では生物としての要件である自己増殖能をもたず,寄生してはじめて自己増殖を行うことから,しばしば〈生物と無生物の間にあるもの〉と表現されることがある。

出典:株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版

ウイルス【Virus】
最も簡単な微生物の一種。核酸として DNA か RNA のいずれかをもち、タンパク質の外殻で包まれている。動物・植物・細菌を宿主とし、その生合成経路を利用して増殖するものが多い。濾過ろか性病原体。ウィルス。ビールス。バイラス。

出典:三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ウイルス
virus
ビールス,あるいは素焼きの陶器を通過してしまうことから瀘過性病原体ともいう。細菌よりも小さな生物群で大きさは 10~300nm。増殖には生きている生物の細胞を必要とし,それぞれの種に応じた生物に寄生するので,寄生宿主の種類によって動物ウイルス,植物ウイルス,細菌ウイルス,昆虫ウイルスなどに分けられる。また,特有な病変を起すので,その病名で肝炎ウイルスインフルエンザウイルス,麻疹ウイルスなどと呼ばれる。ウイルスは化学的には核蛋白がその主体をなし,外殻には核蛋白,内側には遺伝子である核酸を含んでいる。ウイルスの感染性はこの核酸部分にあり,核酸はデオキシリボ核酸(DNA)とリボ核酸(RNA)などがあるので,DNAウイルス,RNAウイルスなどと分類することもある。外形は球形,円筒形,正二十面体などさまざま。治療には一部のウイルスを除いて抗生物質は効かない。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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