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インドヨーロッパ語族【インドヨーロッパゴゾク】

デジタル大辞泉

インドヨーロッパ‐ごぞく【インドヨーロッパ語族】
共通のインド‐ヨーロッパ祖語から分かれて発達し、古代よりインドからヨーロッパにかけて分布している大語族。近代以降、南北アメリカ・オーストラリアなどにも使用者が広まった。インド・イラン・バルトスラブ・ギリシャ・イタリックゲルマンケルトなどの語派に分かれる。印欧語族。インド‐ゲルマン語族。

出典:小学館
監修:松村明
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インドヨーロッパごぞく【インドヨーロッパ語族】
印欧祖語として想定される共通基語から分化した諸言語。この語族には、バルト語派(リトアニア語など)、スラブ語派ロシア語など)、ゲルマン語派英語ドイツ語など)、ケルト語派(アイルランド語など)、イタリック語派ラテン語イタリア語フランス語など)、インド語派サンスクリットヒンディー語など)、イラン語派ペルシア語など)などの語派、およびギリシア語トカラ語などの語派に準ずる言語、さらに小アジアの諸言語(ヒッタイト語など)が含まれ、なかには死語になった語派や言語もある。分布はインドからヨーロッパの大半の地域に及ぶ。このうち紀元前の資料として残るのは、ヒッタイト語の楔形(くさびがた)文字で書かれた粘土板文書、インド語派の『リグベーダ』、ギリシア語のホメロス叙事詩、ラテン語文献、イラン語派の『アベスタ』などで、なかでもサンスクリットとギリシア語の類似への着目が、19世紀にインドヨーロッパ語族の概念が証明されるきっかけとなった。典型的な屈折語で、名詞は性・数・格をもち、動詞は人称・数・時制・態・法の5要素がさまざまに変化する。ただし、歴史を経るに従い、その特徴をとどめつつ、語順や前置詞などが文法的機能をになう分析型に移行してきている。◇印欧語族ともいう。またドイツ語圏ではインドゲルマン語族と呼ぶ。英語でIndo-European。

出典:講談社
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